まとめ
- 地球などの天体が、その中心に向かって周囲の物体を引きつける力のこと。
- 地球上では物体を真下(地球の中心方向)へ引っぱる力として働き、ばねを伸ばす原因や「重さ」の正体となる。
- 物体の運動状態を維持しようとする「慣性の法則」や、液体中での「浮力」とも密接に関係している。
解説
重力は、地球のような巨大な質量を持つ天体が、その中心に向かって他の物体を引き寄せる力です。私たちが地面に立っていられるのも、投げたボールが地面に落ちるのも、すべてこの重力が働いているためです。理科の学習においては、地球が物体を真下に向かって引っぱる力として扱われ、ばねばかりでおもりを吊るした際にばねが伸びる直接的な原因となります。
また、重力は他の物理法則と組み合わせて理解することが重要です。例えば、物体に力が加わらない限り現在の運動状態を保とうとする「慣性の法則」があります。だるま落としで叩いた木片だけが飛び出し、上の木片がそのまま真下に落ちるのは、静止していた木片がその場に留まろうとする慣性と、垂直方向に働く重力の相互作用によるものです。さらに、水中では重力と反対向きに働く「浮力」が生じ、物体の密度や体積によって浮き沈みが決まります。
地球が、まわりにあるものを中心にむかって引っぱる力のことを「重力」といいます。私たちが地面の上に立っていられるのは、地球がずっと足もとにむかって引っぱってくれているからです。もし重力がなくなったら、私たちはふわふわと空へうかんでいってしまいます。
重力は、ものの「重さ」を決める力でもあります。たとえば、理科の実験で使うばねばかりは、地球がものを引っぱる力を利用して重さをはかっています。また、水の中では重力とはぎゃくに、上におし上げようとする「浮力」という力がはたらきます。重力とほかの力が組み合わさることで、ものが浮いたり沈んだりするのです。
月にも重力がありますが、地球の約6分の1しかありません。地球で30キログラムの重さがある人は、月に行くとたったの5キログラムになってしまいます。ジャンプをすると、地球よりもずっと高く、ふわっととぶことができるんですよ。
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