一般小学生
まとめ
- 月の引力や地球との公転運動などの影響により、海面の高さが周期的に変化する現象において、海面が最も高くなる状態を満潮、最も低くなる状態を干潮という。
- 地球の自転と月の公転の関係により、満潮・干潮の時刻は毎日約50分ずつ遅れていくという規則性がある。
- 太陽・月・地球が一直線上に並ぶ新月や満月の時期には、潮位の差が最大となる「大潮」が発生する。
解説
潮汐現象は、主に月の引力と、地球が月との共通の重心の周りを公転することによって生じる遠心力が組み合わさった「起潮力」によって引き起こされる。月が特定の地点に対して南中する際、その海域の海水が引き寄せられて盛り上がり、満潮となる。地球は自転しているため、この満潮の山は地球上を移動し、通常は1日に約2回、満潮と干潮が繰り返される。
地球の自転周期は約24時間だが、その間に月も地球の周りを公転している。そのため、ある地点で月が再び南中するまでの時間は約24時間50分となる。この「約50分のズレ」が、日々の満潮・干潮時刻が一定の規則性を持って遅れていく理由である。天体の公転運動は、月や太陽の見え方だけでなく、地球上の海面変動にも直結している。
小学生のみなさんへ
海の水が一番高くなることを「満潮(まんちょう)」、一番低くなることを「干潮(かんちょう)」といいます。これは、月の引力(引きつける力)によって海の水が引っぱられるために起こる現象です。
地球は1日に1回まわっていますが、月も地球のまわりをまわっています。そのため、満潮や干潮になる時間は、毎日およそ50分ずつおそくなっていきます。海へ遊びに行くときは、潮の満ち引きの時間を調べておくと安全に楽しめますね。
ルラスタコラム
フランスにある有名な世界遺産「モン・サン・ミシェル」は、むかしは満潮になると道が海にしずんで、島になっていました。潮の満ち引きは、景色をガラッと変えてしまうほど大きな力を持っているのですね。
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