最小目盛り

一般小学生

まとめ

  • 測定器具に刻まれている最も小さい目盛りの間隔のことで、科学的な測定における最小単位となります。
  • 目盛りと目盛りの間にある値を読み取る際は、最小目盛りの10分の1までを目分量で推測して記録するのが原則です。
  • 温度計メスシリンダー電流計など、多くの計量器具を正しく扱うための基礎知識です。

解説

最小目盛りとは、定規や温度計などの計器に記された最も細かな区切りのことです。測定の精度を高めるため、指針や液面が目盛りの間にある場合は、その間隔を頭の中で10等分し、10分の1の位まで読み取ることが求められます。例えば、1度刻みの温度計で液面が17度と18度のちょうど真ん中にあるなら「17.5℃」、目盛りの線上にあるなら「17.0℃」と記録します。

正確な測定には、視線の位置も重要です。液体体積を測るメスシリンダーや温度計では、液面のへこんだ部分(メニスカス)の底を真横から見る必要があります。また、電流計のように複数の端子がある器具では、選択した端子の最大値に基づいて最小目盛りの値を判断しなければなりません。例えば、5A端子と0.5A端子では、同じ針の振れでも読み取るべき最小単位が異なるため注意が必要です。

コラム

気象観測において気温を測る際は、地面からの照り返しを防ぐために地上1.2〜1.5mの高さで測定します。また、1日の平均気温に近い値を得るために午前9時に観測を行うといった、実習上の決まりごとも最小目盛りの読み取りと併せて正確なデータ収集には欠かせない要素です。

小学生のみなさんへ

ものさしや温度計についている、一番小さな線の間を「最小目盛めもりり」といいます。理科の実験でせいかくな数字を出すためには、この目盛りを正しく読むことがとても大切です。

目盛りの読み方には大事なルールがあります。それは、一番小さな目盛りの「10分の1」まで、目で見て予想して読むことです。例えば、1度ごとの目盛りがある温度計で、赤いえきの先が15度と16度のちょうど真ん中にあったら「15.5度」と読みます。もし、ぴったり15度の線の上だったとしても、「15.0度」と0まで書くのが理科の正しいルールです。

また、目盛りを読むときは、必ず真横から見るようにしましょう。ななめから見ると、正しい数字からズレてしまうからです。メスシリンダーで液体の量をはかるときも、同じように一番下のへこんだ部分を真横から見て読み取ります。

ルラスタコラム

どうして「10分の1」まで読むのでしょうか?それは、少しでも正確なデータにするためです。「だいたい15度くらい」と言うよりも「15.2度」と言ったほうが、実験の結果をくわしく比べることができますよね。科学の世界では、この「少しのちがい」を大切にしているのです。

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