ハリケーン

ハリケーン

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

解説

熱帯低気圧は、暖かい海面から蒸発した水蒸気凝結する際に放出する熱をエネルギー源として発達します。このうち、北大西洋や北東太平洋(東経180度より東側)で発生し、最大風速が約33m/s以上に達したものを「ハリケーン」と呼びます。気象学的な構造は日本の台風と同じですが、国際的な基準により発生場所で名称が区別されています。

ハリケーンや台風の大きな特徴として、進行方向の右側で風速が強くなることが挙げられます。これは、低気圧自身の反時計回りの吹き込み風に、低気圧が移動する速度が加算されるためです。この領域は「危険半円」と呼ばれ、逆に左側は風が打ち消し合うため「可航半円」と呼ばれます。上陸時には右側の地域でより甚大な被害が出る傾向があるため、進路予測の確認が不可欠です。

コラム

気象庁が発表する進路図には、状況を把握するための共通の記号が使われています。現在の中心位置は「黒い×印」、風速25m/s以上の範囲は「赤い円(暴風域)」、風速15m/s以上の範囲は「黄色い円(強風域)」で示されます。また、将来進む可能性がある範囲を示す「白い円(予報円)」は、その中心が70%の確率で入る範囲を意味しており、円が小さいほど予測の精度が高いことを示しています。

小学生のみなさんへ

ハリケーンは、アメリカの近くの海などで発生する、とても強い風と雨をともなう空気のうずのことです。日本にやってくる「台風」と同じ仲間ですが、生まれた場所によって名前がちがいます。東経180度という線をさかいにして、東側で生まれたものをハリケーン、西側(日本の方)で生まれたものを台風と呼びます。

ハリケーンや台風が進むとき、進んでいる方向の右側は、うずの風と進むスピードが合わさって、左側よりも風がとても強くなります。天気予報の図では、これから進むかもしれない場所を白い円で表したり、風が強い場所を赤い円や黄色い円で表したりして、みんなに注意を呼びかけています。

ルラスタコラム

ハリケーンの名前は、あらかじめ決められたリストの中から順番につけられます。昔は女性の名前だけが使われていましたが、今は男性の名前も使われるようになっています。大きな被害が出たハリケーンの名前は、二度と思い出さないようにリストから消されることもあるんですよ。

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