学習目安 | 小: A | 中: A | 高: B

雲量

一般小学生

まとめ

  • 空全体を10としたとき、雲が占めている面積の割合を0から10の整数で表した数値。
  • この数値に基づいて「快晴」「晴れ」「くもり」という天気が客観的に定義される。
  • 気象観測の基本要素であり、気温の日変化や放射冷却の度合いと密接に関係している。

解説

気象観測における天気の判定は、観測者が空全体を見渡して雲の占める割合を算出する「雲量」に基づいて行われます。雲量は0から10までの11段階で表され、雲が全くない状態を「0」、空が完全に雲で覆われている状態を「10」とします。

具体的には、雲量が0〜1の場合は「快晴」、2〜8の場合は「晴れ」、9〜10の場合は「くもり」と区分されます。このように数値を用いることで、観測者の主観を排除し、統一された基準で天気を記録することが可能になります。

コラム

雲量は地上気温の変化に大きな影響を与えます。快晴や晴れの日には、日中に太陽放射が地表を直接温めるため気温上昇が著しく、夜間は放射冷却によって地表の熱が逃げるため気温が大きく下がります。自記温度計の記録紙では、このような日は急峻な山と谷の波形を描きます。

一方、くもりの日は雲が太陽光を遮り、同時に地表からの熱の放出も抑制するため、気温の変化は緩やかになります。また、天気図では専用の天気記号を用いて雲量を表現し、各地の観測データはアメダス気象衛星のデータと統合されて予報に役立てられます。

小学生のみなさんへ

空を見上げたとき、雲がどれくらいあるかを数字で表したものを「雲量うんりょう」といいます。空全体を「10」としたときに、雲がどれくらいの広さをしめているかを0から10までの数字で決めます。

雲の量が0から1なら「快晴かいせい」、2から8なら「晴れ」、9から10なら「くもり」と呼びます。このように、数字を使うことで、だれが見ても同じように天気を決めることができるのです。

雲の量は気温の変化にも関係があります。晴れている日は昼間に太陽の光で地面があたたまりやすく、夜は熱がにげやすいため、気温の差が大きくなります。反対に、くもりの日は雲が太陽の光をさえぎったり、熱がにげるのをふせいだりするため、気温の変化が小さくなります。

ルラスタコラム

昔は人が目で見て雲の量を決めていましたが、最近では気象衛星「ひまわり」などの画像を使って、自動で雲の量を計算することもあります。科学の進歩で、より正確な天気がわかるようになっているんですね。

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