一般小学生
まとめ
- 風の強さを、自然物の揺れ方や周囲の被害状況に基づき、0から12までの13段階で表した指標です。
- 気象観測における風の3要素(風向・風速・風力)の一つであり、観測時刻前10分間の平均値を用いて決定されます。
- イギリスのビューフォートが提唱した「ビューフォート風力階級」が国際的な基準として採用されています。
解説
風力とは、風が吹くことによって周囲の物体や海面がどのような影響を受けるかを基準に、その強さを段階的に示したものです。風速が「1秒間に空気が移動する距離(m/s)」という物理的な数値であるのに対し、風力は目に見える現象から判断できる実用的な尺度として発展しました。
日本では、気象庁が定める「気象庁風力階級」が用いられており、これは世界共通の「ビューフォート風力階級」に基づいています。具体的には、風力0(静穏)から風力12(台風などの猛烈な風)までの13段階に分かれています。観測にあたっては、風向や風速と同様に、観測時刻の直前10分間の平均的な状態を評価します。例えば、風力0は「煙が垂直に昇る状態」、風力3は「木の葉や小枝が絶えず動く状態」、風力9は「屋根瓦が飛ぶなどの被害が出始める状態」といった具体的な目安が設定されています。
小学生のみなさんへ
風力(ふうりょく)とは、風の強さを数字で表したものです。日本では、0から12までの13段階に分けて表します。
風の強さをはかるときは、まわりの景色をよく見ます。たとえば、けむりがまっすぐ上にのぼっていれば「風力0」、木の葉がゆれていれば「風力2」、かさがさしにくくなれば「風力5」というように、決まったルールがあります。
気象台などで風を調べるときは、10分間の平均の強さを計算して、その時の風力として記録します。風の向き(風向)や、風の速さ(風速)といっしょに、天気を知るための大切なデータになります。
ルラスタコラム
風力階級を考えたのは、イギリスの海軍のリーダーだったビューフォートさんという人です。昔は今のような機械がなかったので、海の上で船の帆(ほ)がどれくらいふくらむかを見て、風の強さを判断していたんですよ。
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