快晴

快晴

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • 空全体を10としたとき、雲が占める割合雲量)が0から1の状態を指す。
  • 天気記号では白丸(○)で表記され、気象観測において最も雲が少ない天気の区分である。
  • 日中の強い日射と夜間の放射冷却により、一日の気温変化が規則的かつ大きくなる特徴を持つ。

解説

天気の判定は、空全体を10としたときに雲が占める面積の割合である「雲量」に基づいて客観的に行われる。雲量が0〜1であれば「快晴」、2〜8であれば「晴れ」、9〜10であれば「くもり」と定義される。この区分は、目視による観測だけでなく、気象衛星からのデータなども統合して判断される。

気象観測で用いられる自記温度計(円筒状の記録紙を回転させて気温を自動記録する装置)の記録を確認すると、快晴の日には特有の波形が見られる。例えば、4月26日から5月1日までの記録に見られるように、快晴の日には日中の強い日射によって気温が著しく上昇し、夜間は雲による遮りがないため熱が宇宙へ逃げる「放射冷却」が起こり、気温が大きく低下する。このため、快晴の日の気温変化は、くもりの日の平坦な波形とは対照的に、一日の気温差が大きな曲線を描くのが一般的である。

コラム

気象観測では、天気のほかに風向風力も同時に記録され、これらは天気図上で専用の記号を用いて表現される。また、近年では熱中症予防の観点から、気温だけでなく湿度日射量を取り入れた「暑さ指数(WBGT)」が重視されている。快晴の日は日射が強いためWBGTが高くなりやすく、屋外での活動には十分な注意が必要となる。アメダス百葉箱などの観測設備から得られるデータは、気圧配置の分析や天候予測の鍵となっている。

小学生のみなさんへ

快晴かいせい」とは、空を見上げたときに、雲がほとんどない状態のことです。空全体の広さを10としたときに、雲の量が0か1であれば「快晴かいせい」と呼びます。天気を表す記号では、何も書かれていない白い丸(○)で表されます。

快晴かいせいの日は、お日様の光が直接地面に届くので、昼間は気温がぐんぐん上がります。でも、夜になると地面の熱がどんどん空へ逃げてしまう「放射冷却ほうしゃれいきゃく」という現象が起きるため、朝方は冷え込みやすくなります。一日のなかで気温の変化がとても大きいのが、快晴かいせいの日の特徴です。

ルラスタコラム

どうして雲の量で天気を決めるのでしょうか?それは、だれが見ても同じように天気を判断はんだんできるようにするためです。昔の人は空を見て「今日はいい天気だ」と感覚で決めていましたが、今は「雲量うんりょう」という数字を使うことで、世界中で同じ基準きじゅんで天気を記録できるようになったんですよ。

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