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特別警報

一般小学生

まとめ

特別警報
数十年に一度の重大な災害の危険性が著しく高まっているときに、気象庁が発表する最高レベルの防災情報
  • 従来の警報の基準をはるかに超える異常事態が予想される際に発表される
  • 自治体が発令する「警戒レベル5(緊急安全確保)」に相当する
  • 発表時にはすでに災害が発生している可能性が高く、直ちに命を守る行動が求められる

解説

特別警報は、東日本大震災や伊勢湾台風など、過去に甚大な被害をもたらした現象に匹敵する異常事態が予測される場合に発表されます。2013年8月から運用が開始されました。対象となる現象は、大雨、暴風、高潮、波浪、暴風雪、大雪のほか、大津波、噴火、地震(緊急地震速報の震度6弱以上)が含まれます。

警報と特別警報の主な違いは以下の通りです。

項目 警報 特別警報
発表基準 重大な災害が起こる恐れがあるとき 数十年に一度の重大な災害が起こる恐れがあるとき
警戒レベル レベル3(高齢者等避難)〜レベル4(避難指示)相当 レベル5(緊急安全確保)相当
とるべき行動 速やかに安全な場所へ避難する 直ちに命を守るための最善の行動をとる

特別警報が発表された段階では、すでに周囲の状況が悪化しており、避難所への移動がかえって危険を伴う場合があります。その際は、頑丈な建物の2階以上に移動する「垂直避難」など、その場で可能な限り安全を確保することが不可欠です。

コラム

気象に関する警報や特別警報の基準は、全国一律ではありません。その地域の気候特性や過去の災害経験に基づいて設定されています。例えば、大雪警報の基準を比較すると、雪に慣れている北海道の石狩支庁では「12時間で40cm」ですが、雪に弱い東京都心部では「24時間で20cm」と、地域によって大きな差があります。特別警報も同様に、その地域にとって「数十年に一度」の異常な事態であるかどうかが判断の鍵となります。

小学生のみなさんへ

「特別警報とくべつけいほう」は、ふつうの「警報けいほう」よりもずっとあぶない、一番高いレベルのお知らせです。数十年に一度しかないような、とても大きな災害さいがいが起きそうなときに出されます。

これが出たときは、もう家のまわりで災害が起きているかもしれません。外に出るのがあぶないときは、家の高いところへにげるなど、すぐに命を守るための行動をしてください。

このルールは2013年から始まりました。テレビやスマホでこの言葉を聞いたら、家族といっしょにすぐ安全な場所をさがしましょう。

ルラスタコラム

特別警報には、雨や風だけでなく、大きな津波や火山の噴火、とても強い地震のときに出るものもあるんだよ。いつでもにげられる準備をしておくことが大切だね。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 特別警報が発表された際、自治体が出す避難情報の「警戒レベル」では何に相当するか。
警戒レベル5(緊急安全確保)に相当する。
【応用】 特別警報と通常の警報の発表基準における決定的な違いは何か。
通常の警報は「重大な災害の恐れ」がある場合に発表されるが、特別警報は「数十年に一度の重大な災害の危険性が著しく高まっている」場合に発表される。
【実践】 特別警報が発表された際、すでに外への避難が危険な状況である場合、どのような行動をとるべきか。
頑丈な建物の2階以上へ移動する「垂直避難」など、その場で可能な限り命を守るための最善の行動をとるべきである。

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