学習目安 | 小: B | 中: A | 高: A

目分量

一般小学生

まとめ

目分量
計量器具の最小目盛りの10分の1までを目で推測して読み取ること
  • 最小目盛りの10分の1まで読み取るのが原則
  • 液面の高さに視線を合わせ、メニスカスの最下端を基準とする
  • 目盛りのちょうど上にある場合でも「.0」まで記録する

解説

理科の実験でメスシリンダー温度計などのアナログ計量器具を使用する際、測定値の精度を最大限に高めるために「目分量」を用います。最小目盛りが1mLの器具であれば、その間隔を頭の中で10等分し、0.1mL単位まで読み取ります。これは科学的なデータの信頼性(有効数字)を確保するために非常に重要な操作です。

読み取りの際は、視線による誤差(視差)を防ぐため、必ず目盛りの正面に目を置きます。液体の場合、表面張力によって液面が盛り上がったりへこんだりしますが、中央の平らな部分(メニスカスの最下端)を基準にします。

状態 読み取りのルール 具体例(最小目盛り1mL)
目盛りの間にある 10分の1まで推測する 20.4mL
目盛りのちょうど上 10分の1の位に0を付ける 20.0mL
コラム

目分量はあくまで「推測」ですが、訓練によって正確な読み取りが可能になります。ただし、デジタル表示の電子天秤や、最小目盛りが非常に細かく(例:0.1度刻みの精密温度計など)読み取りが困難な場合には、最小目盛りまでを記録するのが一般的です。また、上皿天秤で指針が左右に等しく振れていることを確認する操作も、広い意味での目分量に近い感覚的な判断が含まれます。

小学生のみなさんへ

理科の実験で、メスシリンダーや温度計の目盛りを読むときには、大切なルールがあります。それは、一番小さな目盛りをさらに10等分して、その間の数字を予想して読むことです。これを目分量めぶんりょうといいます。

たとえば、1mL(ミリリットル)ごとの目盛りがあるとき、20mLと21mLのちょうど真ん中なら「20.5mL」と読みます。もし、ちょうど20mLの線のところにあっても、「20.0mL」と書くのが理科の正しいルールです。これは、そこまで細かく調べましたよ、というしるしになります。

読むときは、液体の表面が少しへこんでいる一番下の部分に目を合わせるようにしましょう。ななめから見ると、正しい数字がわからなくなってしまうからです。

ルラスタコラム

料理のレシピにある「少々」や「ひとつまみ」も目分量の一種ですが、理科の実験ではだれが見ても同じ結果になるように、数字で正確に表すことが求められます。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 メスシリンダーや温度計の目盛りを読むとき、最小目盛りの何分の1まで読み取る必要がありますか。
10分の1まで読み取ります。
【応用】 最小目盛りのちょうど上に液面がある場合でも、なぜ「.0」などの数値を付けて記録しなければならないのですか。
最小目盛りの10分の1まで測定したという精度(有効数字)を明確に示す必要があるためです。
【実践】 メスシリンダーで液体の体積を読み取るとき、視線の位置と読み取る場所について注意すべき点は何ですか。
視線を液面と同じ高さに合わせ、液面のへこんだ部分(メニスカス)の最下端を読み取ります。

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