太陽の熱エネルギー

一般小学生

まとめ

解説

地球の気象システムは、太陽から届く熱エネルギーによって維持されています。太陽光が地球に到達すると、まず地表面が加熱され(地温の上昇)、その熱が接している空気に伝わることで気温が上昇します。このプロセスにおいて、空気の密度差が生じることで高気圧低気圧発生し、大気の流れ、すなわち「風」が生まれます。

また、太陽の熱は海や陸にある水を蒸発させ、水蒸気として上空へ運びます。これが冷えて雲となり、雨や雪として再び地上に戻る「水の循環」も、すべて太陽エネルギーが原動力となっています。地球上のエネルギー収支において、太陽からの入熱は生命活動や気象変化のすべての起点と言えます。

コラム

太陽の熱エネルギーによる温度変化には「タイムラグ」があることが知られています。例えば、1日のうちで太陽が最も高く昇るのは正午ごろですが、地温のピークは13時ごろ、気温のピークは14時ごろにずれます。これは、物体が温まるまでに一定の時間を要するためです。同様の現象は季節単位でも起こり、太陽高度が最大となる夏至から約1〜2ヶ月遅れて、8月に最も暑い時期が到来します。

小学生のみなさんへ

太陽の熱は、地球の天気を動かす一番大切なエネルギーです。太陽の光が地面をあたためると、その熱が空気に伝わって、気温が上がります。場所によって温度が変わると、空気が動いて「風」がふいたり、海の水が蒸発じょうはつして雲になり、雨がふったりします。

太陽が一番高いところに来る時間と、地面や空気が一番あたたかくなる時間には、少しズレがあります。地面や空気が温まるのには時間がかかるからです。夏休みが始まるころよりも、少しあとの方が暑く感じるのも、このためです。

ルラスタコラム

砂場の砂は太陽にあたるとすぐ熱くなりますが、プールの水はなかなか温まりませんね。これは、物によって温まりやすさがちがうからです。このちがいは、海からふく風や山からふく風の原因にもなっているんですよ。

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