サ岩

一般小学生

まとめ

  • 粒径が0.06mmから2mm(主に1mm前後)の砂が堆積し、上層の圧力や成分の沈着によって固結した堆積岩(砕屑岩)。
  • 流水による運搬過程で粒子が磨耗するため、粒子の角が取れて丸みを帯び、粒径が揃っているのが大きな特徴。
  • 堆積岩の分類において、泥岩(0.06mm未満)と礫岩(2mm以上)の中間に位置する岩石

解説

砂岩は、地表の岩石が風化・浸食されて生じた砂が河川によって運ばれ、海底や湖底に堆積することで形成されます。構成成分は主に石英や長石などで、これらは化学的に安定しているため、長い年月を経ても残りやすい性質があります。

地層断面を観察すると、砂岩の層には当時の水流の方向を示す「斜交葉理(クロスラミナ)」や、当時の環境を物語る化石が含まれることが多く、地質学的な歴史を紐解く重要な鍵となります。また、粒子間に適度な隙間(孔隙)を持つため、地下水石油天然ガス蓄える「貯留岩」としての役割を果たすこともあります。

コラム

砂岩は、その堆積環境によって含まれる鉱物割合が異なります。例えば、長石を多く含むものは「アルコース砂岩」と呼ばれ、背後に花崗岩地帯があることが推測されます。

また、地層の重なり(累重の法則)や不整合面断層との関係を分析する際、砂岩層の広がりを確認することで、過去の海進や海退といった大規模な環境変化を特定する指標としても利用されます。

小学生のみなさんへ

サ岩(砂岩)は、砂が長い年月をかけて積み重なり、重みで押しつぶされて固まった堆積岩たいせきがんという石の仲間です。

この石を作っている砂の粒は、だいたい1ミリくらいの大きさです。川の流れで運ばれる間に、岩の角がけずれて丸くなっているのが特徴とくちょうです。粒の大きさがそろっているので、見た目もきれいです。

サ岩は、粒がもっと小さい「泥岩でいがん」と、粒がもっと大きい「礫岩れきがん」のちょうど中間の大きさの粒でできています。大昔の海の底や湖の底で、どのように砂が積もったかを知るための大切な手がかりになります。

ルラスタコラム

サ岩は、ほどよい硬さで加工しやすいため、昔から建物の材料として使われてきました。エジプトのピラミッドや、有名な寺院の壁などにもサ岩が使われていることがあるんですよ。

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