不整合面

不整合面

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • 不整合の関係にある上下の地層の境界線のこと。
  • かつてその場所が陸上で侵食されたことを示す重要な地質学的証拠。
  • 堆積隆起、侵食、沈降という一連の地殻変動の歴史を物語る。
地層地質学地殻変動堆積岩

解説

地層が連続して平行に重なっている状態を「整合」と呼ぶのに対し、時間的な大きな空白を挟んで重なっている状態を「不整合」と呼び、その境界が「不整合面」です。

不整合面が形成されるプロセスは、まず海底などで地層が堆積し、地殻変動によってその場所が陸地として持ち上がること(隆起)から始まります。陸地となった地層は風雨による風化や侵食によって削られ、その後再び沈降して海や湖の底になると、その削られた面の上に新しい地層が堆積します。この一連の流れにより、上下の地層の間には堆積しなかった長い時間が存在することになります。

コラム

不整合面を境に、上下の地層で堆積した年代が大きく離れていたり、地層の傾きが異なっていたりすることがあります。また、不整合面のすぐ上には、以前の地層が削られた際にできた岩石の破片が含まれる「基底礫岩(きていれきがん)」が見られることが多く、これが不整合面を特定する有力な手がかりとなります。

地層にはこのほか、左右からの圧力で曲がる「しゅう曲」や、強い力で切れてズレる「断層」といった現象も見られ、これらを総合的に観察することで過去の地球の活動を復元できます。

小学生のみなさんへ

地面の下にある「地層ちそう」は、ふつうは順番にきれいに積み重なっています。でも、ときどき上下の地層がうまくつながらない「不整合ふせいごう」という場所があります。その境目さかいめのことを「不整合面」といいます。

不整合面があるということは、そこが昔、陸地だった証拠しょうこです。海の中で積もった地層が、地面が盛り上がることで陸になり、雨や風でけずられました。その後、また海に沈んで新しい砂やどろが積もると、削られた跡が境目として残るのです。

この境目を見ると、大昔に地面がどのように動いたのかを知ることができます。地球の長い歴史れきしを感じることができる大切な場所なのです。

ルラスタコラム

不整合面の上には、ゴロゴロとした石の粒が集まった「基底礫岩きていれきがん」が見つかることがあります。これは、昔の地面が削られたときに残った石の破片です。これを見つけると、そこが昔の陸地だったことがはっきりとわかります。

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