一般小学生
まとめ
- 地下の地層に大きな力が加わり、ある面を境にして上下や左右にズレが生じた状態のこと。
- 力の向き(引張力や圧縮力)によって、正断層、逆断層、横ずれ断層といった異なる形態をとる。
- 過去数十万年以内に活動し、将来も活動する可能性があるものは「活断層」と呼ばれ、内陸型地震の直接的な原因となる。
解説
地中の岩盤には、プレートの沈み込みや衝突などに起因する膨大な圧力が常に加わっています。この歪みが岩石の強度限界を超えた際、特定の面を境界として岩盤が急激に破壊・移動します。これが断層運動です。断層面を境にして、一方が他方に対してずり下がるものを「正断層(張力による)」、のり上げるものを「逆断層(圧縮力による)」、水平方向にスライドするものを「横ずれ断層」と呼びます。
断層が活動する際には急激なエネルギー解放が起こり、それが地震波として周囲に伝播します。地質学的な調査では、ボーリング調査による地質柱状図の比較や、火山灰層(かぎ層)の高度差を確認することで、地下に隠れた断層の存在やそのズレの大きさを推定します。これにより、その地域の地殻変動の歴史を読み解くことが可能になります。
小学生のみなさんへ
地面の下にある地層に、おしつぶされたり引っぱられたりする強い力がかかって、バキッとわれてずれてしまった部分を「断層」といいます。
地面が急にずれると、とても大きなエネルギーが生まれます。これが地面をゆらす「地震」のもとになります。日本には、むかしから何度も動いてきた「活断層」がたくさんあり、これからも動く可能性があるため、専門家の人たちが一生けんめい調べています。
がけなどで地層をよく見ると、しま模様が横にずれていることがあります。それは、大むかしに地面が動いたしょうこなのです。地層のずれ方を見ることで、むかしの地球でどんな力がはたらいたのかを知ることができます。
ルラスタコラム
日本にはわかっているだけで2000以上の活断層があるといわれています。断層が動くことで山ができたり、盆地という平らな土地ができたりすることもあり、私たちのまわりの景色を作る大きな原因にもなっているんですよ。
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