一般小学生
まとめ
- 離れた場所にある地層同士を比較し、それらが形成された時代を特定するための目印となる、特徴的な地層のこと。
- 火山灰の層(凝灰岩)や特定の化石を含む層など、広範囲に短期間で堆積し、他と容易に区別できる特徴を持つ。
- ボーリング調査で得られた地質柱状図を比較する際の基準となり、地層の広がりや傾きを推定する「地層の対比」に用いられる。
解説
地層は通常、下にあるものほど古く、上にあるものほど新しいという「地層累重の法則」に従う。しかし、離れた地点にある二つの地層が同じ時期に堆積したかどうかを判断するのは容易ではない。そこで利用されるのが「かぎ層」である。
かぎ層として最も代表的なものは火山灰の層(凝灰岩層)である。大規模な火山噴火による火山灰は、短期間のうちに広範囲に降り積もるため、離れた場所でも同一時期の層として特定しやすい。また、特定の示準化石が密集して含まれる層も、その時代を特定する強力な手がかりとなる。これらを目印にして地層を比較することを「地層の対比」と呼び、大地の成り立ちを解明する上で不可欠な手法である。
小学生のみなさんへ
はなれた場所にある地層が、同じ時期にできたものかどうかを見分けるための「目印」になる層のことを「かぎ層」といいます。
一番よく使われるのは、火山の噴火で飛んできた火山灰が積もってできた層です。火山灰は広い範囲に一気に降り積もるので、はなれた場所でも「この層は同じ時のものだ!」とすぐに見つけることができます。
この目印を使うことで、地面の下で地層がどのように重なっているかや、どちらの方向に傾いているかを調べることができます。
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