デイ岩

一般小学生

まとめ

デイ岩
泥などの非常に細かい粒(粒径0.0625mm未満)が堆積し、圧密作用や膠結作用によって固まってできた堆積岩
  • 粒径0.0625mm未満の微細な泥(粘土・シルト)が固結した砕屑性堆積岩
  • 流速の極めて遅い深海や湖底などの静穏な環境で形成される
  • 地層の重なりから過去の水深変化や地質学的イベントを読み解く指標となる

解説

デイ岩(泥岩)は、砕屑性堆積岩の一種であり、主に粘土やシルトといった微細な粒子から構成されます。地質学的な定義では、粒径が1/16mm(約0.0625mm)より小さい粒子を「泥」と呼び、これが長い年月をかけて押し固められることで形成されます。水流が穏やかな深海や湖の底など、細かい粒子が沈殿しやすい環境で生成されるのが特徴です。

堆積岩は、含まれる粒子の大きさによって以下のように分類されます。デイ岩は最も粒子が小さいため、地層の広がりを確認することで、当時の水深や堆積環境の変化を推測する重要な手がかりとなります。例えば、砂岩の層の上にデイ岩の層が重なっている場合、その地点の水深が徐々に深くなった(海進)ことがわかります。また、デイ岩の層に挟まれた火山灰層を分析することで、過去の火山噴火回数の特定や、断層形成時の力の向き不整合面の名称といった地質学的イベントの時系列順序を特定する際にも利用されます。

岩石 粒子の大きさ 堆積場所の目安
礫岩(れきがん) 2mm以上 河口付近・浅い海
砂岩(さがん) 0.0625mm〜2mm 沿岸部・大陸棚
デイ岩(泥岩) 0.0625mm未満 沖合・深海・湖底
コラム

デイ岩の中でも、薄い層状に剥がれやすい性質を持つものは「頁岩(けつがん)」と呼ばれます。さらに強い熱や圧力を受けて変成すると、屋根瓦や硯(すずり)の材料として使われる「粘板岩(スレート)」へと変化します。デイ岩は粒子が細かいため、化石が非常にきれいに保存されていることが多く、古生物学の研究においても極めて重要な岩石です。

小学生のみなさんへ

泥(どろ)などのとても小さなつぶが、海の底などで積み重なって、長い時間をかけて固まってできた石を「デイ岩(泥岩)」というよ。石のつぶがとても小さいから、さわるとツルツルしているのがとくちょうなんだ。砂が集まってできた「砂岩」や、小石が集まってできた「礫岩」の仲間だよ。

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