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凝灰岩

凝灰岩

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • 火山噴火によって放出された火山灰、火山礫、軽石などが堆積し、長い年月を経て押し固められた堆積岩の一種。
  • 広範囲に短期間で堆積する性質を持つため、離れた地域の地層を対比させる際の重要な目印(鍵層)となる。

解説

凝灰岩は、火山活動に由来する噴出物が地表や水底に積み重なって形成されます。一般的な堆積岩である礫岩砂岩が、水の流れによって運ばれた土砂から成るのに対し、凝灰岩は火山の爆発的な噴火という特定の事象を起源としています。

地質学において非常に重要なのは、凝灰岩が「鍵層(かぎそう)」としての役割を果たす点です。大規模な噴火が起こると、火山灰は風に乗って広大な範囲にほぼ同時に降り積もります。このため、異なる場所で同じ成分の凝灰岩層が見つかれば、それらの地層は全く同じ時期に形成されたと判断できるのです。これは、地層の前後関係や年代を特定する上で欠かせない指標となります。

コラム

凝灰岩は、その成分や含まれる粒の大きさによって、火山礫凝灰岩や軽石凝灰岩などに細分化されます。また、建築資材としても古くから利用されており、栃木県宇都宮市付近で採掘される「大谷石」は、耐火性や加工のしやすさから蔵や塀の材料として有名です。

なお、地層の調査では、凝灰岩のほかに「示準化石」も年代決定に用いられます。三葉虫古生代)、恐竜(中生代)、マンモス新生代)などの化石が含まれている場合、凝灰岩のデータと組み合わせることで、より正確な地質年代の特定が可能になります。また、地層の不整合断層の有無を確認することで、過去の地殻変動の歴史を紐解くこともできます。

小学生のみなさんへ

凝灰岩ぎょうかいがんは、火山の噴火ふんかで飛んできた火山灰や、小さな石が積もって固まった岩のことです。ふつうの岩は川の流れで運ばれた砂やどろからできますが、これは火山の力でできた特別な岩です。

この岩は、遠くはなれた場所にある地層ちそうを比べる時にとても役立ちます。火山が噴火ふんかすると、灰は広い範囲はんいに一気に降り積もります。そのため、同じ種類の凝灰岩ぎょうかいがんが見つかれば、それらは同じ時期にできた地層ちそうだとわかるのです。これを「かぎ層」と呼びます。

ルラスタコラム

栃木県で有名な「大谷石(おおやいし)」も、実はこの凝灰岩ぎょうかいがんの仲間です。軽くて加工しやすいため、昔から建物のかべくらの材料として使われてきました。火山のめぐみが私たちの生活に役立っているのですね。

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