夏至

夏至

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • 北半球において、1年の中で太陽の南中高度が最も高くなる日のこと。
  • 1年の中で最も昼の時間が長く、夜の時間が最も短くなる。
  • 通常、毎年6月21日頃にあたり、太陽北回帰線の真上を通過する。
理科地学天体季節

解説

地球公転面に対して地軸を約23.4度傾けた状態で太陽の周りを公転しています。夏至の際、地球の北極側が最も太陽の方へ傾くため、北半球では太陽光がより垂直に近い角度で降り注ぎます。このとき、太陽は北緯23.4度の北回帰線の真上を通過します。

北半球の各地では1年で最も昼が長くなり、緯度が高い地域ほどその傾向は顕著になります。北緯66.6度以上の北極圏では、太陽が一日中沈まない「白夜」となります。逆に南半球では太陽の南中高度が最も低く、昼が最も短い「冬至」となります。

夏至の南中高度(北半球)は、以下の公式で求めることができます。
90° -(その場所の緯度) + 23.4°

コラム

太陽の南中高度が最も高いのは夏至ですが、1年で最も気温が高くなる時期は、それよりも1〜2ヶ月遅い8月頃になるのが一般的です。これは、太陽のエネルギーによってまず地面が温まり、その地面の熱が空気に伝わって気温を上げるまでに時間がかかるという「タイムラグ」が生じるためです。

また、観測地点の経度が異なると南中時刻も変化します。日本の標準時である東経135度(明石市)を基準とすると、経度が1度東にずれるごとに南中時刻は約4分早くなります。

小学生のみなさんへ

夏至(げし)は、1年の中で一番お昼の時間が長い日のことです。太陽が空のいちばん高いところまで上がるので、地面に届く光のエネルギーもとても強くなります。

地球は少しななめに傾いたまま太陽のまわりを回っています。夏至のときは、日本がある北半球が太陽の方を向いているので、太陽が出ている時間が長くなるのです。反対に、南半球にあるオーストラリアなどは、お昼の時間が一番短い「冬至(とうじ)」になります。

北の方にある地域ほど、お昼の時間はもっと長くなります。北極に近い場所では、一日中太陽が沈まない「白夜びゃくや」という不思議な現象も見られます。

ルラスタコラム

夏至の日に「冬瓜(とうがん)」を食べたり、関西では「タコ」を食べたりする風習がある地域もあります。これからやってくる本格的な暑い夏を元気に乗り切るための、昔の人の知恵ですね。

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