まとめ
- オーストラリア最大の都市であり、南緯34度に位置する南半球の観測地点の代表例です。
- 太陽が北の空を通って南中(北中)するため、日影は常に南側を中心に動く特徴があります。
- 日本(北半球)とは季節が正反対になり、夏至と冬至の時期における太陽の高さや影の長さも逆転します。
解説
シドニーは南緯34度に位置しているため、天球上での太陽の動きは日本(東京:北緯35度付近)と対照的になります。北半球では太陽は南の空を通りますが、シドニーでは太陽は北の空を通過します。そのため、棒を立てたときにできる影の向きは、日本とは逆に南側を指すことになります。
また、地球の公転面に対して地軸が傾いている影響で、季節のサイクルも日本とは逆です。日本の夏至(6月)にあたる時期、シドニーは冬となり、太陽の南中高度(北中高度)が最も低くなります。逆に日本の冬至(12月)の時期には、シドニーは夏を迎え、太陽がほぼ真上近くまで高く昇ります。このため、日影曲線を描くと、日本とは上下が反転したような形になります。
オーストラリアにあるシドニーという町は、地球の南半分である「南半球」にあります。日本は北半分にあるので、シドニーと日本をくらべると、いろいろなことが「ぎゃく」になります。
一番大きなちがいは季節です。日本が暑い夏のとき、シドニーは寒い冬になります。逆に、日本が冬のとき、シドニーは夏です。だから、シドニーでは半そでを着て海で泳ぎながらクリスマスをお祝いするんですよ。
また、太陽の動きもちがいます。日本では太陽は南の空を通りますが、シドニーでは北の空を通ります。そのため、地面に立てた棒の影は、日本とは反対の「南がわ」にのびることになります。地球がななめにかたむきながら太陽のまわりを回っているために、このような不思議なちがいが生まれるのです。
シドニーの夏休みは12月からはじまります。日本では雪がふる季節に、シドニーの子どもたちは真っ青な空の下で夏休みを楽しみます。同じ地球の上でも、場所がちがうだけで生活のリズムがまったくちがうのはおもしろいですね。
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