まとめ
- 太陽系の第2惑星であり、地球のすぐ内側に位置する地球型惑星である。
- 二酸化炭素による強力な温室効果により、表面温度は約480℃という極高温に達する。
- 反射率が非常に高く、全天で太陽・月に次いで明るく見えるため、日中でも視認できる場合がある。
解説
金星は、その大きさや平均密度が地球に近いことから「地球の姉妹惑星」とも呼ばれますが、その環境は地球とは大きく異なります。大気の大部分が二酸化炭素で構成されており、その厚い大気が熱を逃がさない強力な温室効果をもたらすため、水星よりも太陽から遠い位置にありながら、表面温度は太陽系で最も高い約480℃に及びます。また、上空は厚い硫酸の雲に覆われており、これが太陽光を効率よく反射することが、金星が非常に明るく輝く主な要因となっています。
運動の面では、他の多くの惑星とは異なり、自転の方向が公転方向に対して逆(時計回り)であるという特異な性質を持っています。地球から観測すると、金星は地球より内側を公転しているため、月のように満ち欠けをして見え、その見かけの大きさも変化します。最大光度付近ではマイナス4等級を超え、空が非常に澄んでいるなどの好条件下では、太陽が出ている昼間であっても白い点として肉眼で確認することが可能です。これは、通常の恒星が太陽光の散乱によってかき消される中で、金星の圧倒的な光度がその散乱を上回るために起こる現象です。
金星は、太陽系の中で太陽から2番目に近い惑星です。夜空で月と同じくらい明るくかがやいて見えるため、昔から「明けの明星」や「宵の明星」と呼ばれて親しまれてきました。
金星の表面は、とてもおどろくような環境になっています。空が厚い硫酸の雲でおおわれていて、空気のほとんどが二酸化炭素です。この二酸化炭素が熱を閉じこめる「温室効果」というはたらきをするため、地面の温度は約480度にもなります。これは、太陽に一番近い水星よりも高い温度です。
また、金星は地球とは反対の方向に、ゆっくりと自転(自分自身が回ること)をしています。地球から見ると、月のように形が変わって見える「満ち欠け」をするのも大きなとくちょうです。
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