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金星

金星

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

解説

金星は、その大きさや平均密度が地球に近いことから「地球の姉妹惑星」とも呼ばれますが、その環境は地球とは大きく異なります。大気の大部分が二酸化炭素で構成されており、その厚い大気が熱を逃がさない強力な温室効果をもたらすため、水星よりも太陽から遠い位置にありながら、表面温度は太陽系で最も高い約480℃に及びます。また、上空は厚い硫酸の雲に覆われており、これが太陽光を効率よく反射することが、金星が非常に明るく輝く主な要因となっています。

運動の面では、他の多くの惑星とは異なり、自転の方向公転方向に対して逆(時計回り)であるという特異な性質を持っています。地球から観測すると、金星は地球より内側を公転しているため、月のように満ち欠けをして見え、その見かけの大きさも変化します。最大光度付近ではマイナス4等級を超え、空が非常に澄んでいるなどの好条件下では、太陽が出ている昼間であっても白い点として肉眼で確認することが可能です。これは、通常の恒星が太陽光の散乱によってかき消される中で、金星の圧倒的な光度がその散乱を上回るために起こる現象です。

コラム

金星は、明け方の東の空に見えるときは「明けの明星」、夕方の西の空に見えるときは「宵の明星」と呼ばれ、古くから天体観測の対象となってきました。天文学的な分類では、岩石を主成分とする「地球型惑星」に属し、木星土星などの「木星型惑星」とは密度や環の有無において明確な違いがあります。なお、太陽系の天体配置を学ぶ際、かつて第9惑星とされていた冥王星は、現在は「準惑星」に分類されている点に注意が必要です。また、皆既日食の際など、太陽光が遮られる特殊な状況下では、金星以外の明るい恒星(夏の大三角を形成するベガデネブアルタイルなど)も昼間に観察できることがあります。

小学生のみなさんへ

金星きんせいは、太陽系の中で太陽から2番目に近い惑星わくせいです。夜空で月と同じくらい明るくかがやいて見えるため、昔から「明けの明星みょうじょう」や「宵の明星みょうじょう」と呼ばれて親しまれてきました。

金星の表面は、とてもおどろくような環境になっています。空が厚い硫酸りゅうさんの雲でおおわれていて、空気のほとんどが二酸化炭素にさんかたんそです。この二酸化炭素にさんかたんそが熱を閉じこめる「温室効果おんしつこうか」というはたらきをするため、地面の温度は約480度にもなります。これは、太陽に一番近い水星よりも高い温度です。

また、金星は地球とは反対の方向に、ゆっくりと自転じてん(自分自身が回ること)をしています。地球から見ると、月のように形が変わって見える「満ち欠け」をするのも大きなとくちょうです。

ルラスタコラム

金星はとても明るいので、空がとてもきれいに晴れている日には、なんと昼間でも見つけることができるんですよ。太陽の光に負けないくらい強くかがやいているなんて、すごいですよね!

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