うで

うで

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

うで
てんびんやてこにおいて、支点から左右に伸びて皿や重りを支える横棒の部分

解説

てんびんにおける「うで」とは、回転の軸となる支点から力を加える点までの距離を指す構造体である。物理学的には、このうでの長さと加わる力の積が「力のモーメント」となり、左右のモーメントが等しくなったときにてんびんは水平静止する。上皿てんびんの場合、左右のうでの長さが厳密に等しく設計されているため、直接的に質量の比較が可能となっている。

測定の精度を高めるためには、うでが自由に動く状態を作ることが不可欠である。使用前には必ず水平な場所に設置し、指針が中央で振れるように調整ネジで「うで」のバランスを整える必要がある。また、薬品を直接皿にのせず薬包紙を使用することも、うでや皿の腐食を防ぎ、正確な測定を維持するための重要な作法である。

項目 上皿てんびん 電子てんびん
測定原理 左右のうでのモーメントのつり合い 重力による圧力を電気信号に変換
主な操作 分銅の載せ替えによる手動調節 ボタン一つでの0点調節
利点 電源不要で構造が理解しやすい 迅速かつ精密なデジタル表示
コラム

分銅を操作する際は、必ずピンセットを使用する。これは手の皮脂や汚れが分銅に付着し、質量が変化するのを防ぐためである。分銅をのせる順番は「重いものから軽いものへ」が鉄則である。これは、大きな単位から順に追い込んでいくことで、試行錯誤の回数を最小限に抑えるためである。現代では電子てんびんが主流だが、てこの原理を視覚的に理解する上では、うでを持つ上皿てんびんの学習は極めて重要である。

小学生のみなさんへ

てんびんの真ん中にある支え(支点)から、左右にのびている棒のことを「うで」と言います。このうでの長さが左右で同じになっているのが、理科の実験で使う「上皿てんびん」の特徴です。

上皿てんびんを使うときは、まず台がまっすぐな場所に置きます。次に、左右の皿に薬包紙やくほうしをのせてから、うでのバランスを調節ちょうせつして、針が真ん中でゆれるようにします。重さをはかるときは、重い分銅ふんどうから順番にのせていくのが、早く正しくはかるコツですよ。

ルラスタコラム

電子てんびんには「うで」が見えませんが、中には重さを感じるセンサーが入っています。ボタン一つで「0」にできるのでとても便利ですが、上皿てんびんのように「つり合う瞬間」を自分の目で確かめるのも、科学の楽しさの一つですね。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 てんびんの支点から左右に伸び、皿や重りを支える棒の部分を何というか。
うで
【応用】 上皿てんびんで重さをはかる際、分銅を「重いものから順に」のせるのはなぜか。
小さい分銅を何度も載せ替える手間を省き、効率よくつり合う重さを見つけるため
【実践】 上皿てんびんで薬品の重さをはかる際、薬包紙をのせた後に最初に行うべき操作は何か。
左右の皿に薬包紙をのせた状態で、調節ネジを回して指針が中央で振れる(つり合う)ように調節する

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