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明けの明星

明けの明星

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • 日の出前の明け方、東の空に非常に明るく輝いて見える金星の呼び名です。
  • 金星が太陽の西側に位置しているときに観測され、太陽が昇る直前に最も光り輝きます。
  • 地球よりも内側の軌道を公転する「内惑星」であるため、月のように満ち欠けして見えるのが特徴です。

解説

太陽系は、中心に位置する恒星である太陽と、その周囲を公転する惑星、さらに惑星の周りを回る衛星などの天体によって構成されています。金星は太陽に近い順に数えて2番目の惑星であり、地球のすぐ内側を公転しています。このように地球よりも内側の軌道を持つ惑星を「内惑星」と呼び、地球から見たときには常に太陽の近くに位置するため、真夜中に見えることはありません。

金星は岩石を主成分とする「地球型惑星」に分類されます。非常に厚い二酸化炭素大気と、硫酸の粒でできた反射率の高い雲に覆われているのが大きな特徴です。この分厚い雲が太陽光を強力に反射するため、金星は全天で太陽と月の次に明るい天体として観測されます。望遠鏡を用いると、太陽との位置関係によって金星が満ち欠けをしたり、見かけの大きさが変化したりする様子を詳しく観察することができます。また、内惑星は太陽との角度(離角)に制限がある一方、火星などの外惑星は地球が内側から追い越す際に「逆行」という特有の動きを見せます。

コラム

夕方の西の空に見える金星は「宵の明星」と呼ばれます。太陽系には金星以外にも多様な惑星が存在し、例えば火星は酸化鉄を含む赤い表面を持ち、木星土星ガス液体を主成分とする巨大な「木星型惑星」に分類されます。また、かつて第9惑星とされていた冥王星は、現在はそのサイズや軌道の性質から「準惑星」というカテゴリーに分類されています。それぞれの惑星は、独自の公転周期や大気組成、外見上の特徴を持って太陽の周囲を回っています。

小学生のみなさんへ

明けの明星あけのみょうじょうは、日の出前の東の空にとても明るく光って見える金星きんせいのことです。金星は地球と同じように太陽のまわりを回っている「惑星わくせい」という仲間の星です。

金星は地球よりも太陽に近いところを回っているため、太陽の光を強くはね返して、まるで宝石のようにキラキラと輝きます。昔の人は、朝早くに一番明るく見えるこの星を特別な名前で呼びました。

望遠鏡ぼうえんきょうでのぞいてみると、金星は月のように形が変わって見えることがあります。これは、金星が太陽のまわりを回るにつれて、光が当たっている場所の見え方が変わるからです。

ルラスタコラム

金星は「地球のきょうだい」と呼ばれることもありますが、実はその表面はとても過酷かこくです。分厚い雲に包まれているせいで熱が逃げず、気温きおんは400度をこえるほど熱い世界なんですよ。

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