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プロミネンス

プロミネンス

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • 太陽の表面から炎のように噴き出している、巨大な高温ガスの塊のこと。
  • 日本語では「紅炎(こうえん)」と呼ばれ、主に太陽の大気層である彩層からコロナにかけて観察される。
  • 強力な磁場によって保持されており、周囲のコロナよりも温度が低く密度が高いという特徴を持つ。

解説

プロミネンスは、太陽の表面(光球)の外側にある「彩層」と呼ばれる大気層から、さらに外側の「コロナ」に向かって噴出する巨大なガスの動きです。その見た目が赤い炎のように見えることから、日本語では「紅炎」と名付けられました。

この現象は太陽の強力な磁場と密接に関係しています。ガスが磁力線に沿って持ち上げられ、アーチ状や噴水のような形を作ります。プロミネンス自体の温度は約1万度程度ですが、それを取り囲むコロナの温度は約100万度にも達します。周囲よりも温度が低く密度が高いため、特定の波長(Hα線など)で観測すると、暗い背景の中に明るい構造として浮き上がって見えます。

コラム

プロミネンスは、太陽が月に完全に隠される「皆既日食」の際に、太陽の縁から突き出した赤い光として肉眼でも観察できることがあります。

また、太陽の活動が活発な時期には、プロミネンスが不安定になって宇宙空間放出される「噴出型プロミネンス」が見られることもあります。これは地球の磁気圏や通信環境に影響を与える太陽フレアなどの現象とも深く関連しています。

小学生のみなさんへ

太陽の表面から、まるで燃えさかる炎のように飛び出している巨大なガスのことを「プロミネンス」といいます。日本語では「紅炎こうえん」とも呼ばれます。

これは本当の火ではなく、とても熱いガスが太陽の強力な「磁場じば」という力によって持ち上げられている姿です。その大きさはとても巨大で、地球が何個もすっぽり入ってしまうほどの大きさになることもあります。

ふだんは太陽がまぶしすぎて見ることはできませんが、月が太陽をぴったりかくす「皆既日食かいきにっしょく」のときには、太陽のまわりから赤い炎が突き出している様子を見ることができます。

ルラスタコラム

プロミネンスは、太陽の表面にある「黒点」の近くでよく発生します。太陽も地球と同じように回転しているので、黒点やプロミネンスの位置が少しずつ動いていくのを観察することで、太陽が丸いボールのような形をして自転していることがわかるんですよ。

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