一般小学生
まとめ
解説
月の表面を望遠鏡などで観察すると、白く輝く部分と黒っぽく見える部分があることがわかります。このうち、黒く見える平坦な領域を「海」と呼びます。かつて月が誕生した初期、巨大な天体が衝突して盆地が作られ、その後、月の内部から噴出した玄武岩質の溶岩がその低地を埋め尽くすことで形成されました。
| 項目 | 月の海 | 月の高地 |
|---|---|---|
| 主な岩石 | 玄武岩 | 斜長岩 |
| 色の特徴 | 暗い(黒っぽい) | 明るい(白っぽい) |
| 地形 | 平坦な平原 | 険しい山地 |
| 形成年代 | 比較的新しい | 非常に古い |
海が黒く見える理由は、そこを構成する玄武岩に鉄やマグネシウムが豊富に含まれており、光の反射率(アルベド)が低いためです。これに対し、白く見える「高地」は斜長岩という岩石でできており、反射率が高いため明るく見えます。月の海は月の表側の約30%を占めますが、裏側にはほとんど存在しないという極端な非対称性が特徴です。
小学生のみなさんへ
月をよく見ると、うさぎがもちつきをしているように見える黒い部分がありますね。この黒くて平らなところを「月の海」とよびます。名前に「海」とついていますが、地球の海のように水があるわけではありません。
大昔、月の地下からドロドロにとけた溶岩がふき出して、低い土地をうめつくして平らな野原になりました。この岩が黒っぽい色をしていたため、地球から見ると暗い海のように見えるのです。
月の明るい部分は高地とよばれ、ゴツゴツした山やたくさんのクレーターがあります。月には空気や水がないので、何十億年も前のすがたがそのままのこっているのです。
ルラスタコラム
月の「海」には、いろいろな名前がついています。「静かの海」や「雨の海」、「嵐の大洋」など、まるで物語に出てくるような名前ばかりです。こんど月を見るときは、どのあたりが何という名前なのか調べてみるとおもしろいですよ!
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