南中(なんちゅう)

一般小学生

まとめ

【定義】
天体が子午線を通過し、真南に位置して高度が最も高くなること。特に太陽や月などの天体が観測地点の正中(せいちゅう)に達する瞬間を指す。

学習の要点

  • 重要語句:月の公転、月相(満ち欠け)、南中時刻、日周運動、滞空時間
  • 用語の意義:月は地球の周りを約1ヶ月かけて公転しているため、太陽・月・地球の位置関係が日々変化する。これにより、月相に応じた南中時刻の規則性が生じる。

解説

南中とは、天体が日周運動によって真南の空に達する現象を指す。この際、天体の高度は一日のうちで最も高くなる。月の場合は、地球の自転による日周運動に加え、月自身が地球の周りを公転しているため、南中する時刻が毎日約50分ずつ遅れていくという特徴がある。

月の満ち欠け(月相)と南中時刻には密接な関係がある。新月は太陽とほぼ同じ方向に位置するため正午頃に南中し、上弦の月は夕方の18時頃、満月は真夜中の0時頃、下弦の月は早朝の6時頃に南中する。これらの時刻は、太陽と月の成す角度によって決定される。

月が空に出ている時間(滞空時間)を計算する際は、「月の入り時刻」から「月の出時刻」を差し引く。月の入りが翌日になる場合は、月の入り時刻に24時間を加算して計算を行う手法が一般的である。例えば、月の出が15時、翌日の月の入りが3時の場合、27時(3時+24時)から15時を引いて滞空時間を12時間と算出する。

補足
厳密には「正中」の一種であり、北半球では真南を通過する「南中」が高度の最高点となるが、南半球では真北を通過する「北中」が高度の最高点となる。

小学生のみなさんへ

月や太陽が、ちょうど真南にきて、高さが一番高くなることを「南中(なんちゅう)」といいます。

月は、地球のまわりを回っているため、形(月相)によって南中にくる時間が決まっています。例えば、太陽と同じ方向にある「新月」はお昼の12時ごろ、形が丸い「満月」は夜中の0時ごろに真南にきます。

月が空に出ている時間の長さは、「月の入り」の時間から「月の出」の時間をひいて計算します。もし、月の入りが次の日になってしまうときは、入りの時間に24時間をたしてから、出の時間をひくと正しく計算することができます。

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