まとめ
- 地球が太陽の周囲を約365日(1年)かけて一周する運動のこと。
- 地軸が公転面に対して約23.4度傾いているため、季節による太陽の南中高度や昼夜の長さの変化が生じる。
- この運動により、天球上の恒星が1日に約1度ずつ西へ移動して見える「年周運動」が観測される。
解説
地球の公転は、地軸の傾きと組み合わさることで、地球上のエネルギー受容に大きな影響を与えます。太陽の南中高度が変化すると、単位面積あたりの日射量が変わり、それが地温(地面の温度)の変化を招きます。地温の変化が空気に伝わることで気温が変化するため、太陽高度が最も高い夏に最も暑くなり、低い冬に寒くなるという四季のメカニズムが成立します。
また、天体観測の視点では、地球が公転軌道上を移動することによって、地球から見た太陽や恒星の相対的な位置が変化します。太陽は星座の間を1年かけて一周するように見え(黄道)、恒星は毎日約1度ずつ早く昇るようになります。これが、季節によって見えやすい星座が異なる理由です。
さらに、地球の公転は月の満ち欠けや日食の発生条件にも深く関わっています。月も地球の周りを公転していますが、地球・月・太陽が一直線に並ぶことで日食が起こります。ただし、地球の公転面(黄道面)と月の公転面(白道面)には約5度のズレがあるため、新月のたびに必ず日食が発生するわけではありません。
地球は、太陽のまわりを1年かけて1しゅうしています。この動きを「公転」といいます。地球が太陽のまわりを回っているおかげで、季節(きせつ)が春、夏、秋、冬と変化します。
地球は少しななめに傾いたまま太陽のまわりを回っています。そのため、太陽の光が当たる角度が変わり、地面があたたまる強さが変わります。これが、季節によって気温が変わる理由です。
また、地球が動いているので、夜空に見える星の位置も少しずつズレていきます。1か月たつと、同じ時間に同じ場所を見ても、星は少し西に動いて見えます。これを星の「年周運動」と呼びます。
「夏が暑いのは、地球が太陽に近づくから」と思っていませんか?実は、日本が夏のとき、地球は太陽から一番遠い場所にいます。暑くなる本当の理由は、地球がななめに傾いているせいで、太陽の光が真上から強く差し込むようになるからなのです。
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