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干潮

干潮

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • 潮汐現象によって、海面が最も低くなった状態のこと。
  • 月や太陽引力(起潮力)によって引き起こされ、通常は1日に約2回発生する。
  • 満潮と交互に現れ、その周期は約12時間25分である。

解説

干潮は、月や太陽の引力によって海水が外側に引っ張られることで、特定の地点において海面高が最低の状態となる現象を指す。この潮の満ち引き(潮汐)は、地球の自転月の公転の関係により、約12時間25分の周期で繰り返される。そのため、干潮と満潮は毎日少しずつ時間をずらしながら交互に訪れる。

潮位の変動幅は、地球・月・太陽の位置関係と密接に関係している。月と太陽の引力が重なる新月満月の時期には、潮位の差が最大となる「大潮」が発生する。一方で、月と太陽が地球に対して直角に位置し、互いの引力を打ち消し合う上弦・下弦の時期には、潮位の差が最小となる「小潮」となる。このように、月の満ち欠けと潮汐には強い因果関係がある。

コラム

干潮時には海岸線が大きく後退するため、普段は海中にある岩場や砂地が露出する。これにより、潮干狩りや磯の生物観察が可能になる。また、地形によっては干潮時のみ島へと続く道が現れる「トンボロ現象」が見られる場所もある。

なお、月が地球の影に入る「月食」も、潮汐と同様に天体の位置関係によって生じる自然現象である。月食は満月の時にしか起こらないため、月食が発生している夜は、潮位の差が非常に大きい大潮の時期にあたることになる。

小学生のみなさんへ

海の水は、時間がたつと増えたり減ったりしているように見えます。これを「潮汐ちょうせき」と呼びます。その中で、海の水が一番低くなった状態のことを「干潮」といいます。

なぜこのようなことが起きるのでしょうか。それは、月や太陽が地球の海を引っぱる力(引力いんりょく)を持っているからです。特に月の力は強く、月が海を引っぱることで、水が盛り上がるところと、水が少なくなるところが生まれます。

干潮は、だいたい1日に2回やってきます。干潮になると、ふだんは海の下にある地面が見えるようになるので、貝をひろったり、海の生き物を観察したりするのにぴったりの時間になります。

ルラスタコラム

干潮のときにだけ、海の中に道ができて、歩いてわたれるようになる島があるのを知っていますか?これを「トンボロ現象げんしょう」といいます。まるで魔法みたいですが、これも月と太陽の力が生み出す自然の不思議なのです。

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