すい液

一般小学生

まとめ

すい液
すい臓で生成され十二指腸へ分泌される、三大栄養素すべてを分解する酵素を含む消化液

解説

すい液は、胃の背面に位置するすい臓で生成され、十二指腸へと送り出される消化液です。最大の特徴は、デンプンタンパク質脂肪という「三大栄養素」のすべてを分解できる強力な消化酵素を備えている点にあります。

具体的には、デンプンを麦芽糖に分解する「アミラーゼ」、タンパク質をペプチドへと分解する「トリプシン」、そして脂肪を脂肪酸とモノグリセリドに分解する「リパーゼ」が含まれています。これにより、胃で消化しきれなかった物質をさらに細かく分解し、小腸での吸収を助けます。

コラム

すい液は弱アルカリ性の性質を持っており、胃から送られてくる強酸性の内容物を中和する重要な役割も担っています。これにより、小腸の粘膜を保護し、酵素が働きやすい環境を整えます。

また、消化された栄養素は小腸の壁にある「柔毛」から吸収されます。人体は約65パーセントが水で構成されていますが、消化液もその多くが水分であり、物質を溶かして運搬する役割を果たしています。

小学生のみなさんへ

「すい液」は、おなかの中にある膵臓すいぞうという場所で作られる、とても強力な「消化液」です。食べ物を細かくバラバラにして、体に吸収しやすくする魔法の液体のようなものです。

ふつうの消化液は、デンプンだけ、あるいはタンパク質だけというように、決まった栄養素しか分解できません。でも、すい液はすごいです。デンプン、タンパク質、脂肪しぼうの3つすべてをバラバラにできる「最強の消化液」なのです。胃から送られてきた食べ物は、このすい液とまざることで、さらに細かくなっていきます。

ルラスタコラム

人間の体の約65パーセントは水分でできています。消化液もほとんどが水ですが、その中に栄養を分解する特別な成分(酵素こうそ)が溶け込んでいるんですよ。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 すい液はどこの器官で作られ、どこの器官へ分泌されますか。
すい臓で作られ、十二指腸へ分泌されます。
【応用】 すい液が他の消化液と比べて「強力」だと言われるのはなぜですか。
デンプン、タンパク質、脂肪の三大栄養素すべてを分解できる消化酵素を含んでいるためです。
【実践】 すい液には消化酵素としての働きのほかに、胃から送られてきた食物に対してどのような働きをしますか。
すい液は弱アルカリ性であるため、胃から送られてきた強酸性の食物を中和する働きをします。

記事の内容に誤りがありますか?

⚠️ 修正を提案する
ルラスタマップ (3層表示) フルサイズで表示 (5層) ↗
マップを生成中…

最近見た用語
履歴をチェックしています…