グリコーゲン

グリコーゲン

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

グリコーゲン肝臓代謝血糖値多糖類

解説

食事によって摂取された炭水化物は、消化管でグルコースに分解され、小腸の柔毛から吸収されます。吸収されたグルコースは門脈を経由して肝臓へと運ばれます。肝臓ではインスリンの作用により、グルコースが重合してグリコーゲンが合成されます。これをグリコーゲン合成と呼びます。

肝臓に蓄えられたグリコーゲンは、血糖値が低下した際にグルカゴンやアドレナリンの働きで再びグルコースに分解(グリコーゲン分解)され、血液中に放出されます。これにより全身の細胞にエネルギーが供給され、血糖値の恒常性が維持されます。また、骨格筋にもグリコーゲンは蓄えられますが、こちらは主に筋肉自体の収縮エネルギーとして直接利用されます。

コラム

グリコーゲンは、植物におけるデンプンと同様の貯蔵多糖ですが、デンプンよりも分子の枝分かれが非常に多い構造をしています。この構造により、酵素が作用できる末端が多くなり、必要に応じて素早くグルコースへと分解できる利点があります。成人の肝臓には約100g、筋肉には約200〜400g程度のグリコーゲンが蓄えられていると言われています。

小学生のみなさんへ

私たちがごはんやパンを食べると、体の中で「とう」というエネルギーに変わります。このとうは、おなかの中にある小腸しょうちょう吸収きゅうしゅうされたあと、肝臓かんぞうという場所に運ばれます。

肝臓では、あとで使うためにとうを「グリコーゲン」という形に変えて、大切にためておきます。これは、体の中にある「エネルギーの貯金」のようなものです。運動をして力が必要になったり、おなかがすいてエネルギーが足りなくなったりすると、このグリコーゲンがまたとうに戻って、体中に運ばれていきます。

ルラスタコラム

グリコーゲンは、人間だけでなく動物も持っているので「動物デンプン」と呼ばれます。スポーツ選手は、試合の前に炭水化物をたくさん食べて、体の中にグリコーゲンをたっぷりため込む工夫をすることもあるんですよ。

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