まとめ
- 水中に生息し、えら呼吸を行い、ひれを用いて移動する脊椎動物の総称。
- 一度に大量の卵を産むが、親が子の保護を行わないため初期死亡率が極めて高い「生存曲線C型」の代表的なグループ。
- 周囲の温度に合わせて体温が変化する変温動物であり、心臓は1心房1心室の構造を持つ。
解説
魚類は脊椎動物亜門に属し、一生を通じて水中で生活する生物群である。主な特徴として、水中の溶存酸素を取り込む「えら呼吸」、推進力やバランスを保つ「ひれ」、体表を覆う「うろこ」が挙げられる。また、水圧や水の流れを感知する「側線」という特殊な感覚器官を持ち、浮力を調節するための「うきぶくろ」を備える種も多い。
繁殖戦略においては、多くの魚類が「多産多死」の戦略をとる。これは、個々の生存率が低いため、種を存続させるために一度に膨大な数の卵を産むという適応である。生態学的には「生存曲線C型(凹型)」に分類され、親が子の保護にエネルギーを割く哺乳類や鳥類(A型)とは対照的な生存戦略である。循環系は1心房1心室という構造で、えらで酸素を取り込んだ血液が直接全身へ送られる仕組みとなっている。
魚類(ぎょるい)は、一生を水の中でくらす背骨のある動物のなかまです。えらを使って水の中で呼吸をし、ひれを動かして上手に泳ぐのがとくちょうです。
魚の多くは、一度にたくさんの卵を産みます。これは、生まれたばかりの子どもがほかの動物に食べられてしまうことが多いため、たくさん産むことでなかまが絶滅しないように工夫しているからです。親が子どもの世話をしないかわりに、数で勝負しているのですね。
メダカなどの魚をよく見ると、オスとメスでひれの形がちがうことがわかります。また、魚の体の横側には「側線」という線があり、これを使って水の流れやふるえを感じとって、まわりの様子を知ることができます。
メダカの卵がいつ生まれるか知っていますか?実は、水温と日数をかけ算すると「250」になるころに生まれるといわれています。例えば、水温が25度なら約10日で生まれる計算です。水温が高いほど早く生まれるという不思議なきまりがあるのです。
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