セキツイ動物

セキツイ動物

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

理科生物動物の分類

解説

セキツイ動物は、体の中心軸として脊柱(背骨)を持つ動物のグループです。この脊柱は、体を支える骨格としての機能だけでなく、中枢神経である脊髄を保護する重要な役割を担っています。セキツイ動物は、進化の過程で水中から陸上へと生活圏を広げてきました。

分類の基準となるのは、主に「子のふやし方(卵生たい生)」「呼吸のしかた(えら・肺)」「体温調節(変温・恒温)」の3点です。例えば、魚類や両生類、ハチュウ類は周囲の温度によって体温が変わる「変温動物」ですが、鳥類とホニュウ類は自ら体温を一定に保つ「恒温動物」です。また、心臓の構造も進化とともに複雑になり、魚類の1心房1心室から、ホニュウ類の2心房2心室へと変化することで、全身に酸素を送り出す効率を高めています。

コラム

セキツイ動物の分類には、一見すると例外に見えるケースが存在します。水中生活を送るクジラやイルカは、魚類ではなくホニュウ類に分類されます。これは、彼らが肺で呼吸し、親と同じ姿で子を産む「たい生」であり、母乳で子を育てるというホニュウ類特有の性質を持っているためです。

また、生物学的な適応の法則として、寒い地域に住む個体ほど耳などの突出部が小さくなる「アレンの法則」など、環境と身体構造の密接な関係についても、セキツイ動物の学習において重要な視点となります。

小学生のみなさんへ

わたしたち人間や、犬、ネコ、そして魚や鳥など、からだの中に「背骨(せぼね)」がある動物のことをまとめて「セキツイ動物」とよびます。セキツイ動物は、大きく分けて5つのグループに分かれています。

1つ目は、水の中でくらす「魚類(ぎょるい)」。2つ目は、子どものときは水の中、大人になると陸でくらすカエルなどの「両生類(りょうせいるい)」。3つ目は、トカゲやヘビなどの「ハチュウ類」。4つ目は、空を飛ぶ「鳥類(ちょうるい)」。そして5つ目は、わたしたち人間やイヌなどの「哺乳類ほにゅうるい」です。

これらの動物は、たまごで生まれるか、赤ちゃん(たい生)で生まれるか、また、えらで呼吸するか、肺で呼吸するかといった特ちょうによって、くらしやすい環境に合わせて進化してきました。背骨は、からだを支えるだけでなく、大切な神経を守る役割も持っています。

ルラスタコラム

海の中でくらすクジラやイルカは、見た目は魚に似ていますが、実はわたしたちと同じ「哺乳類」のなかまです。赤ちゃんを産んでおっぱいで育て、肺で呼吸をするため、ときどき海面に顔を出して息をしています。見た目だけでなく、体の仕組みを知ると意外な発見がありますね。

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