一般小学生
まとめ
- オスの精子とメスの卵(卵子)が受精によって結びついてできた、新しい個体の起点となる最初の細胞。
- 受精直後から「卵割」と呼ばれる細胞分裂を繰り返し、多細胞の胚へと成長していく過程をたどる。
- ヒトにおいては、受精卵が卵管を移動しながら分裂を続け、約1週間かけて子宮内膜に着床することで妊娠が成立する。
解説
受精卵は、有性生殖を行う生物において、配偶子である精子と卵子が合体(受精)することで形成される二倍体(2n)の細胞である。ヒトの場合、それぞれ23本の染色体を持つ精子と卵子が合わさることで、46本の染色体を持つ1つの受精卵が誕生する。この瞬間、新しい個体の遺伝的な構成が決定される。
形成された受精卵は、直ちに「卵割」という特殊な細胞分裂を開始する。通常の細胞分裂とは異なり、分裂後の細胞(娘細胞)が成長する時間を置かずに次々と分裂するため、細胞の数は増えるが全体の大きさは当初の受精卵とほぼ変わらない。この過程で2細胞期、4細胞期、8細胞期、桑実胚、胚盤胞へと姿を変えながら、輸卵管内を子宮へと移動していく。
小学生のみなさんへ
お父さんの「精子」とお母さんの「卵」が合体してできた、新しい命の始まりとなる最初の細胞を「受精卵」といいます。
受精卵は、たった1つの小さな細胞ですが、生まれてすぐに2つ、4つ、8つ……と、自分と同じものをコピーして数を増やす「細胞分裂」を始めます。こうして少しずつ体の形が作られていくのです。
ヒトの場合、受精卵はお母さんの体の中にある「子宮」という場所へ向かって約1週間かけて移動します。そこで壁にもぐりこむことで、赤ちゃんとして育つ準備が整います。これを「着床」と呼びます。
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