一般小学生
まとめ
- 卵生で繁殖するダツ目メダカ科の淡水魚であり、日本の河川や水田に広く生息する。
- 背びれとしりびれの形状に明確な性的二型が見られ、外見から容易に雌雄を判別できる。
- 卵が透明で発生過程の観察が容易なため、理科教育におけるモデル生物として重要視されている。
解説
メダカの雌雄判別は、主に背びれとしりびれの形態に注目して行われる。オスは背びれに深い切れ込みがあり、しりびれはメスを抱きかかえるために大きく発達した平行四辺形に近い形状を持つ。対してメスは背びれに切れ込みがなく、しりびれは後方に向かって細くなる三角形に近い形状をしている。
繁殖行動は主に早朝に行われ、オスがメスに求愛して体を寄せ合い、体外受精を行う。産卵された卵は付着糸で水草などに固定される。卵の発生速度は水温に依存し、一般に「ふ化までの日数 × 平均水温 ≒ 250度」という積算温度の法則が知られている。この特性を利用し、水温管理によるふ化時期の調整実験などが教育現場で実施される。
小学生のみなさんへ
メダカは、川や池に住んでいる小さな魚の仲間です。理科の授業では、卵から赤ちゃんが育つ様子を観察するために、よく飼育されます。
メダカのオスとメスを見分けるときは、ひれの形に注目しましょう。背びれに切れこみがあって、おなかの下の「しりびれ」が四角くて大きいのがオスです。メスは背びれに切れこみがなく、しりびれが後ろにいくほど小さくなっています。
メダカの卵は透明なので、中で心臓が動いたり、目ができたりする様子がよく見えます。水温が高いほど早く生まれますが、だいたい10日くらいで孵化(赤ちゃんが生まれること)します。
ルラスタコラム
メダカには、水の流れに向かって泳ぐ「走流性」という性質があります。これは、川に流されないようにするための工夫です。水槽の水をゆっくり回すと、みんな同じ方向を向いて泳ぎ出すので、観察してみるとおもしろいですよ。
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