循環

一般小学生

まとめ

血液心臓血管ヘモグロビン

解説

ヒトの血液循環は、心臓のポンプ機能によって駆動される「肺循環」と「体循環」の2系統で構成されています。右心室から送り出された血液が肺で二酸化炭素を放出し、酸素を取り込んで左心房に戻る経路を肺循環と呼びます。

一方、左心室から大動脈を通じて全身の組織へ運ばれ、酸素と栄養分を供給した後に老廃物を受け取って右心房に戻る経路を体循環と呼びます。心臓内部にある弁が血液の逆流を防ぐことで、常に一定方向への効率的な循環が維持され、体内の恒常性が保たれています。

コラム

血液の色は、酸素を運ぶ色素タンパク質に含まれる金属成分によって決まります。ヒトの血液には鉄を含む「ヘモグロビン」が含まれているため赤く見えますが、エビやカニなどの節足動物には、銅を含む「ヘモシアニン」という成分が含まれています。

ヘモシアニンは酸素と結びつくと無色から青色に変化する性質があるため、これらの動物の血液は青く見えます。甘エビの卵が青いのも、このヘモシアニンが含まれているためです。

小学生のみなさんへ

心臓しんぞうがポンプのように動くことで、血液けつえきが体の中をぐるぐると回ることを「循環じゅんかん」といいます。血液けつえきは、体の中に酸素さんそ栄養えいようを運んだり、いらなくなったゴミを回収かいしゅうしたりする大切な役目を持っています。

心臓しんぞうから出た血液けつえきは、はいに行って酸素さんそをもらったり、全身の筋肉きんにく臓器ぞうきを回ったりして、また心臓しんぞうもどってきます。この流れが止まることなく続くことで、私たちは元気に生きていくことができるのです。

ルラスタコラム

甘エビのお寿司の上に乗っている青いつぶつぶを見たことはありますか?あれはエビのたまごです。エビの血液けつえきには「銅」が含まれていて、酸素さんそと結びつくと青くなる性質せいしつがあります。たまごにもその成分が含まれているため、あんなにきれいな青色をしているのです。

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