絶滅

一般小学生

まとめ

  • ある種類の生物が、地球上から一匹もいなくなり、その種類が完全に絶えてしまうこと。
  • 自然界の進化過程でも起こるが、現代では人間活動による生息地の破壊や気候変動が主な要因となっている。
  • 一つの種の絶滅は食物連鎖を通じて他の生物にも波及し、生態系全体のバランスを崩す恐れがある。

解説

生物は長い地球の歴史の中で進化と絶滅を繰り返してきました。しかし、現代において問題視されているのは、その「スピード」です。主な原因には、乱獲、森林伐採による生息地の減少、外来種の侵入、そして地球温暖化などの急激な環境変化が挙げられます。一度失われた種は二度と復活させることはできず、その種が担っていた生態系内での役割も失われます。

種を存続させるためには、産卵数(産子数)と生存率のバランスが重要です。例えば、魚類のように生存率が低い生物は、一度に大量の卵を産むことで種を維持しようとします。一方で、哺乳類鳥類のように親が子を保護する生物は、生存率が高いため産卵数は少なくなります。もし、環境の変化によって生存率が急激に低下し、次世代を残すために必要な数(例えばモンシロチョウであれば数百個の卵から成虫になるわずかな確率)を下回ってしまうと、その種は絶滅の危機に瀕することになります。

コラム

絶滅の恐れがある生物をまとめたリストは「レッドリスト」と呼ばれ、国際自然保護連合(IUCN)や各国の政府によって作成されています。これに基づき、希少種の保護や生息地の保全活動が行われています。生物多様性を守ることは、私たち人間の生活基盤を維持することにも直結しています。

小学生のみなさんへ

絶滅ぜつめつ」とは、ある種類の生きものが、世界中から一匹ものこらずいなくなってしまうことです。一度いなくなってしまうと、二度と同じ生きものを見ることはできません。

生きものは、種類をのこすために工夫をしています。例えば、モンシロチョウは一度に300こ以上のたまごを産みますが、大人のチョウになれるのはほんのわずかです。もし、たまごを産む場所がなくなったり、天敵がふえすぎたりして、大人のチョウになれる数がへりすぎると、その種類は絶滅してしまいます。

今は、人間が森を切りたおしたり、地球の温度が上がったりすることで、多くの生きものが絶滅しそうになっています。いろいろな生きものが助け合って生きている地球を守るために、わたしたちに何ができるか考えることが大切です。

ルラスタコラム

大昔に地球を支配していた恐竜も、大きな環境の変化によって絶滅してしまいました。でも、実は今の「鳥」は恐竜の仲間が進化したものだと言われているんですよ。

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