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鳥類

鳥類

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

鳥類
羽毛を持ち、前肢が翼に変化した脊椎動物の一群で、恒温性を持ち、硬い殻のある卵を産む動物

解説

鳥類は、爬虫類の一群から進化した脊椎動物であり、現代の系統分類学では恐竜の系統を継承していると考えられています。最大の特徴は全身を覆う羽毛であり、これが飛行に必要な揚力を生み出すとともに、優れた断熱材として体温を一定に保つ役割を果たします。心臓2心房2心室に完全に分かれており、酸素を豊富に含む血液を効率よく全身に送ることができる恒温動物です。

また、飛行という激しい運動を支えるために、呼吸器系には「気嚢(きのう)」と呼ばれる肺を補助する袋状の器官が発達しています。これにより、吸気時と呼気時の両方で肺に新鮮な空気を送り込むことが可能です。骨格についても、内部が中空でハニカム構造のようになっているため、強度を維持しながら極限まで軽量化されています。

特徴 鳥類 爬虫類
体温 恒温(一定) 変温(環境に左右)
心臓構造 2心房2心室 2心房1心室(不完全)
呼吸器 肺+気嚢 肺のみ
卵の殻 硬い(石灰質) 柔らかい(革質)
コラム

鳥類の繁殖戦略は、多くの卵を産むことで種を維持する昆虫などとは異なり、比較的少数の卵を産み、親が抱卵して温めることで孵化率を高める傾向にあります。例えば、モンシロチョウのような昆虫は350個の卵を産んでも成虫になれるのはわずか0.6%(約2匹)程度ですが、鳥類は親による保護(育雛)によって、厳しい自然界での生存率を確保しています。このように、産卵数と生存率のバランスは、種を絶滅させないための重要な進化の形跡といえます。

小学生のみなさんへ

鳥類(ちょうるい)は、体に羽毛(うもう)が生えていて、たまごを産んで仲間をふやす動物のグループです。ハトやスズメ、ペンギンなどもみんな鳥類の仲間です。前足が「つばさ」になっていて、空を飛ぶことができる種類が多いのが特徴です。

鳥類は、まわりの温度が変わっても自分の体温を一定に保つことができる恒温動物こうおんどうぶつです。また、空を飛ぶために体がとても軽くできています。例えば、骨の中がストローのように空洞(くうどう)になっていて、強くて軽い体を持っています。たまごは、外からの衝撃に強い硬い殻(から)におおわれていて、親が体で温めてかえします。

ルラスタコラム

ペンギンは空を飛べませんが、実は「海の中を飛ぶ」ように泳ぐために、つばさがヒレのような形に進化した鳥の仲間なんですよ。

テストでの問われ方・理解度チェック

【基礎】 鳥類に共通する体の表面の特徴と、子の生まれ方の特徴を答えなさい。
体の表面は羽毛でおおわれており、殻のある硬い卵を産む(卵生)のが特徴です。
【応用】 鳥類が空を飛ぶために、骨格にはどのような工夫が見られますか。
骨の内部が中空(中が空っぽ)になっており、強度を保ちつつ体を極限まで軽くすることで、飛行に適応しています。
【実践】 鳥類と爬虫類の心臓のつくりと体温の保ち方の違いを説明しなさい。
爬虫類は2心房1心室(不完全な隔壁)で環境により体温が変わる変温動物ですが、鳥類は2心房2心室で体温を一定に保つ恒温動物です。

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