卵黄

卵黄

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • 卵に含まれる栄養物質の集合体であり、胚が成長するために必要なエネルギー源となる貯蔵養分です。
  • メダカなどの魚類では、ふ化したばかりの稚魚の腹部にある「卵黄のう」という袋に蓄えられています。
  • 口から餌を摂取できるようになるまでの数日間、個体の生命維持を支える重要な役割を果たします。
発生メダカ卵黄のう魚類

解説

卵黄は、動物受精卵の中に蓄えられた栄養分です。特にメダカのような魚類や鳥類において、胚(成長して子になる部分)が自力で餌を捕食できるようになるまでの期間、成長と生命維持に必要なエネルギーを供給する役割を担っています。

メダカの発生を観察すると、受精卵の中にある卵黄が胚の成長に伴って徐々に消費されていく様子が確認できます。ふ化した直後の稚魚はまだ口から餌を食べることができませんが、腹部にある「卵黄のう(さいのう)」と呼ばれる袋に詰まった卵黄を吸収することで、2〜3日は餌なしで生きることができます。この仕組みにより、稚魚は安全に泳ぎ始め、自分で餌を探す準備を整えることができるのです。

コラム

メダカの産卵には水温と日照時間が大きく関わっており、受精した卵は「積算温度(水温×日数)」が約250度に達するとふ化します。卵黄の栄養を使い切る頃には、稚魚は水中のプランクトンなどを食べ始めます。また、魚類は水中で生きるために「えら」で呼吸し、水の流れや振動を感じ取る「側線」という特殊な感覚器官を持っていることも、発生とあわせて理解しておきたいポイントです。

小学生のみなさんへ

メダカのたまごの中には、赤ちゃんが育つための栄養えいようがつまっています。この栄養えいようのことを「卵黄らんおう」といいます。

たまごからかえったばかりの子メダカは、まだ自分でお腹をすかせてエサを食べる準備じゅんびができていません。そのため、お腹にある「卵黄らんおうのう」という小さな袋に栄養えいようをためています。子メダカは、生まれてから2〜3日の間は、この袋にある栄養えいようを使って大きくなります。

メダカがたまごからかえるには、水の温度が大切です。水の温度と日数が関係していて、赤ちゃんはたまごの中で育ち、準備ができると外に出てきます。生まれてすぐは泳ぐのがやっとですが、お腹の栄養えいようがあるおかげで、あわててエサを探さなくても大丈夫なのです。

ルラスタコラム

私たちがふだん食べているニワトリのたまごの「黄身(きみ)」も、実はこの卵黄と同じものです。たまごの中でヒヨコが育つための大切な栄養なんですよ。魚のたまごであるイクラやカズノコも、同じように栄養がたっぷりつまっています。

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