一般小学生
まとめ
解説
北極星は、地球の自転軸(地軸)を北へ延長した先にある「天の北極」のすぐそばに位置しています。地球が自転しても回転軸の真上にあるため、他の星が1時間に15度回転する「日周運動」を行う中で、北極星だけは動かないように見えます。このため、古くから航海や旅において正確な北の方角を知るための重要な目印とされてきました。
観測上の大きな特徴は、その地点の緯度と北極星の高度が等しくなることです。例えば、北緯36度の東京では北極星の高度も36度になります。北極星を探す際は、以下の表のように北斗七星やカシオペヤ座を目印にする方法が一般的です。
| 基準となる星座 | 見つけ方の手順 | 延長する長さ |
|---|---|---|
| 北斗七星 | ひしゃくの先端にある2つの星を結ぶ | 2つの星の間隔の5倍 |
| カシオペヤ座 | W字の両端を伸ばした交点と中央の星を結ぶ | 交点と中央の星の間隔の5倍 |
小学生のみなさんへ
夜空に光る星の中で、たった一つだけ、時間がたっても場所が変わらない星があります。それが「北極星」です。地球はコマのように回っていますが、北極星はその回る中心の真上にあるため、動かないように見えます。
北極星は、昔から旅人や船乗りにとって大切な目印でした。なぜなら、北極星がある方向がいつでも「真北」だからです。また、北極星の高さ(高度)を測れば、自分が地球のどのあたりにいるのかを知ることもできます。
北極星を見つけるときは、ひしゃくの形をした北斗七星や、アルファベットのWの形をしたカシオペヤ座を探しましょう。これらの星の間の長さを5倍にのばしたところに、北極星が光っています。
ルラスタコラム
北極星は、ずっと同じ星ではありません。地球の軸が少しずつ動いているため、何千年もたつと別の星が北極星になります。大昔は「りゅう座」の星が北極星でしたが、約1万2000年後には、夏の大三角の一つである「こと座」のベガが北極星になるといわれています。
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