冷えこみ

一般小学生

まとめ

解説

気温は一日のうちで周期的な変化を示しますが、その振幅は天候によって大きく左右されます。自記温度計による観測記録を分析すると、雲がほとんどない快晴の日には、日中に太陽放射によって気温が上昇する一方、夜間は地表からの熱を遮るものがないため、熱が宇宙空間へ逃げていく「放射冷却」が起こります。これにより、明け方にかけて急激な冷えこみが発生します。

一方で、くもりの日は雲が地表からの熱の放出を抑える「毛布」のような役割を果たすため、夜間の気温低下は緩やかになります。このように、毎日の気温の波形は、空を占める雲の割合である「雲量」と密接に関係しています。気象観測において、天気は観測者の主観ではなく、雲量という客観的な数値に基づいて区分されます。

コラム

天気の区分は、空全体の面積を10としたときの雲の割合(雲量)で決まります。雲量が0〜1であれば「快晴」、2〜8であれば「晴れ」、9〜10であれば「くもり」と定義されます。例えば、4月下旬から5月上旬にかけての記録では、移動性高気圧に覆われて雲量が少なくなった日に、急激な冷えこみが観測されることが多くあります。この時期の冷えこみは、農作物の霜被害(晩霜)の原因となることもあるため、注意が必要です。

小学生のみなさんへ

夜から朝にかけて、急に気温が下がることを「冷えこみ」といいます。これは、昼間に太陽であたためられた地面の熱が、夜になると空へ逃げていってしまうために起こります。

空に雲がないときは、熱がどんどん逃げていくので、朝方はとても寒くなります。逆に、雲がたくさんあるときは、雲が毛布のような役目をして熱をにがさないようにしてくれるので、あまり冷えこみません。

理科では、空全体の広さを10としたときに、雲がどれくらいあるかを「雲量うんりょう」という数字で表します。雲が0から1なら「快晴」、2から8なら「晴れ」、9から10なら「くもり」と決まっています。天気がいい日ほど、次の日の朝は冷えこみやすくなることを覚えておきましょう。

ルラスタコラム

一日のうちで一番気温が低くなるのは、太陽が出る直前です。太陽が沈んだ後も、地面は少しずつ熱を出し続けているので、太陽がまた顔を出す直前が一番冷えきってしまうのですね。

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