地中

一般小学生

まとめ

解説

地表面および地中の温度変化は、太陽高度の1日の変化と密接に関係しています。晴天時、太陽高度が最大となるのは正午(12時)ですが、地面が太陽放射を吸収して温度が最高に達するまでには時間を要するため、地温のピークは13時頃となります。さらに、地面の熱が伝導対流によって空気に伝わり、気温が最高になるのは14時頃であり、それぞれにタイムラグが生じます。

地中深部への熱の伝わり方は、土壌の熱伝導率に依存します。地表に近いほど1日の温度変化は激しいですが、深さが増すほど外部の温度変化の影響を受けにくくなります。そのため、深い場所ほど温度変化の振幅は小さくなり、最高温度に達する時刻も地表より大幅に遅れて伝わるという特徴があります。

コラム

雲の存在は地中の温度変化にも影響を与えます。雲は日中に太陽光を遮断して地表の温度上昇を抑える一方で、夜間は地表からの放射を吸収・再放射して熱を閉じ込める「保温効果」の役割を果たします。

また、深さ1m程度になると、日々の気象変化の影響はほとんど受けなくなり、季節単位の緩やかな変化のみが観測されるようになります。この性質を利用したのが「地中熱利用」であり、夏は涼しく冬は暖かいエネルギー源として注目されています。

小学生のみなさんへ

地面の下のことを「地中」といいます。太陽の光が地面をあたためると、その熱は少しずつ地面の中へと伝わっていきます。

地面の中の温度は、深さによって変わりかたがちがいます。深いところに行けば行くほど、昼と夜の温度の差は小さくなり、一番あたたかくなる時間も地面の表面より遅くなります。

太陽が一番高いところに来るのはお昼の12時ですが、地面が一番あたたかくなるのは午後1時ごろ、そして空気が一番あたたかくなるのは午後2時ごろです。このように、熱が伝わるのには少し時間がかかるのです。

ルラスタコラム

冬の地中は意外とあたたかいことを知っていますか?地面の深いところは外の寒さが伝わりにくいので、冬でも温度が下がりにくいのです。この仕組みを利用して、昔の人は穴を掘って野菜を保存していました。

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