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天気図

天気図

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • ある時刻における広範囲の気象状況(気圧、天気、風など)を、等圧線や専用の記号を用いて地図上に視覚化したもの。
  • 気圧配置前線の位置を把握することで、将来の天気の推移を分析・予測するための重要な指標となる。
  • 日本付近では偏西風の影響により、気象システムが西から東へ移動する規則性があり、天気図の時系列変化から天候予測が可能である。

解説

天気図において最も基本的な要素は等圧線である。これは海面更正された気圧の等しい地点を結んだ曲線で、4hPaごとに細線、20hPaごとに太線で描かれる。等圧線の間隔は気圧傾度を表し、間隔が狭いほど気圧の差が大きく、強い風が吹くことを示唆する。また、中心気圧が周囲より高い場所を「高気圧」、低い場所を「低気圧」と呼び、北半球の低気圧周辺では反時計回りに中心に向かって風が吹き込む性質がある。

さらに、性質の異なる気団がぶつかり合う境界線である「前線」も重要な要素である。温暖前線寒冷前線停滞前線閉そく前線の4種類があり、それぞれ特有の雲や降水をもたらす。各地の観測データは天気記号快晴・晴・くもり・雨・雪など)、風向16方位)、風力(0〜12の13段階)を組み合わせた記号でプロットされ、これらを時系列で比較することで、低気圧の発達や移動速度を解析し、将来の気象変化を予測する。

コラム

日本付近の天気は、中緯度上空を流れる偏西風の影響を強く受ける。このため、高気圧や低気圧は概ね西から東へと移動する。天気図の読み取りにおいては、単一の図から現状を把握するだけでなく、数日分の天気図を並べ替えて気圧配置の推移を追うことが、気象学的な因果関係を理解する上で不可欠である。また、地上の状況を示す地上天気図のほかに、上空の気圧配置を示す高層天気図も、台風の進路や前線の停滞を予測するために併用される。

小学生のみなさんへ

天気図は、ある時刻じこくの広い範囲はんいの天気の様子を、地図の上に表したものです。どこに高気圧こうきあつ低気圧ていきあつがあるか、風がどちらから吹いているかなどが一目でわかります。

地図の上には、等圧線とうあつせんという気圧の等しい場所を結んだ線が引かれています。この線の間隔かんかくがせまいところでは、風が強く吹きます。また、温暖前線おんだんぜんせん寒冷前線かんれいぜんせんといった、天気を変える境目も描かれます。

日本の天気は、空の高いところを流れる偏西風へんせいふうという風の影響えいきょうで、西から東へと変わっていくという決まりがあります。そのため、西の方の天気図を見ることで、これからの天気を予想することができるのです。

ルラスタコラム

天気図には、晴れや雨を表す特別な記号が使われています。例えば、二重丸は「くもり」、白抜きの丸は「快晴」を表します。これらの記号を覚えると、新聞やニュースの天気予報がもっと楽しくなりますよ。

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