一般小学生
まとめ
- 満月から新月へと向かう周期の中間に位置し、地球から見て左半分が輝いて見える半月のこと。
- 満月から約7.4日後に現れ、深夜に東の空から昇り、日の出(明け方)のタイミングで南中する。
- 太陽・地球・月のなす角度が直角(約90度)になる位置関係にある。
解説
月が地球の周囲を公転する過程で、太陽の光を反射する面の見え方が変化することを「月の満ち欠け」と呼びます。下弦の月は、満月を過ぎてから新月に至るまでのちょうど中間に位置する月相です。北半球では進行方向にあたる左側が半円状に光って見えます。
月の南中時刻は、地球の自転と月の公転の関係により、毎日約50分ずつ遅れていきます。下弦の月は深夜0時ごろに東の地平線から現れ、明け方に南中し、正午ごろに西の空へ沈みます。そのため、日の出後の青空の中に白い月として観測されることも少なくありません。
また、月は自転周期と公転周期が約27.3日で一致している「同期回転」という特性を持っています。このため、月は常に同じ面を地球に向けており、地上から月の裏側を直接観測することは不可能です。
小学生のみなさんへ
下弦の月(かげんのつき)は、満月からだんだん細くなっていく途中の「左半分だけが光っている月」のことです。満月から約1週間たつと、この形になります。
夜中の12時ごろに東の空からのぼり、太陽がのぼる明け方のころに、南の空の一番高いところ(南中)に来るのが特徴です。昼間でも、西の空に白く残っているのを見かけることがあります。
月は地球のまわりを回る「公転」をしていますが、月自身が回る「自転」のスピードと全く同じなので、地球からはいつも同じ面しか見ることができません。これを「同期回転」と呼びます。
ルラスタコラム
「下弦」という名前は、月が沈むときに、弓の弦(糸の部分)が下を向いて見えることからつけられました。昔の人は、月の形を弓に見立てて風流に楽しんでいたのですね。
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