リンパ管

一般小学生

まとめ

【定義】 柔毛の中心を通る管で、脂肪酸やモノグリセリドが再合成された脂肪などが吸収される経路。

まとめ

リンパ管は小腸の柔毛の中心に位置し、毛細血管では吸収できない脂肪を運搬する重要な役割を担う。

解説

小腸の内壁には柔毛(じゅうもう)と呼ばれる無数の突起が存在し、栄養分を効率よく吸収する構造となっている。柔毛の内部構造は、中心を通る1本の「リンパ管」と、それを取り囲む「毛細血管」で構成される。食事から摂取した脂肪は、消化の過程で脂肪酸とモノグリセリドに分解され、柔毛の細胞内に取り込まれる。ここで再び脂肪へと合成されるが、脂肪は粒子が大きいため、毛細血管には入ることができない。そのため、再合成された脂肪はリンパ管へと入り、リンパ液とともに運搬されることになる。対照的に、ブドウ糖やアミノ酸は毛細血管へと吸収される。このように、栄養素の性質によって吸収される経路が使い分けられている点は、生物学において非常に重要なポイントである。

小学生のみなさんへ

小腸(しょうちょう)という食べものを消化する場所にある、細い管のことです。ごはんを食べたあと、体に必要な「あぶら(脂肪)」を体の中に運ぶための通り道の役目をしています。体の中には、血が流れる血管(けっかん)のほかに、このリンパ管という大切な通り道があることを覚えておきましょう。

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