一般小学生
まとめ
- タンパク質が消化酵素によって最終的に分解された、体内に吸収される最小単位の物質。
- 小腸の柔毛にある毛細血管から吸収され、門脈を経由して肝臓へと運ばれる。
- 全身の細胞へ供給され、筋肉や臓器、酵素など、生体に必要なタンパク質を再合成する原料となる。
解説
食物として摂取されたタンパク質は、胃液に含まれるペプシンや、すい液に含まれるトリプシン、さらに小腸の壁にある消化酵素(ペプチダーゼなど)の働きによって段階的に分解されます。この過程で、巨大な高分子化合物であったタンパク質はペプチドを経て、最終的に最も小さな単位であるアミノ酸となります。
分解されたアミノ酸は、小腸の内壁にある柔毛の毛細血管から吸収されます。その後、門脈を通って肝臓へ運ばれ、一部はエネルギー源として利用されたり、グリコーゲンとして貯蔵されたりしますが、多くは血液循環によって全身の細胞へと供給されます。細胞内では、DNAの情報に基づき、取り込まれたアミノ酸を組み合わせてその個体固有のタンパク質が再合成されます。
コラム
ヒトの体を構成するアミノ酸は約20種類存在しますが、そのうち体内で合成することができず、必ず食事から摂取しなければならない9種類を「必須アミノ酸」と呼びます。また、アミノ酸同士が結合する際の化学結合を「ペプチド結合」と呼び、これが多数連なったものがタンパク質です。
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