【定義】 吸う息(吸気)とは、生物が外部から体内に取り込む空気のことである。成分として酸素を約21%含み、二酸化炭素が約0.03〜0.04%と非常に少ないのが特徴である。
まとめ
吸う息は吐く息(
呼気)に比べて酸素の
割合が高く、二
酸化炭素の割合が極めて低い
大気そのものの組成に近い
気体である。
解説
人間などの肺呼吸を行う動物が、外部から体内に取り込む気体を吸気(吸う息)と呼ぶ。その組成は地表付近の大気とほぼ等しく、窒素が約78%、酸素が約21%、二酸化炭素が約0.04%となっている。取り込まれた吸気は肺胞において血液と接し、拡散によって酸素が血液中に取り込まれ、二酸化炭素が排出される「ガス交換」が行われる。この結果、吐き出される息(呼気)では酸素が約16%に減少し、二酸化炭素が約4%に増加する。中学校の理科では、石灰水が二酸化炭素に反応して白濁する性質を利用し、吸気と呼気の成分比の違いを比較する実験が頻出する。