一般小学生
まとめ
- 壊血病
- ビタミンC(アスコルビン酸)の欠乏によって引き起こされ、全身の出血性障害や骨の停止などを招く疾患
解説
壊血病は、体内でタンパク質の一種であるコラーゲンを合成する際に不可欠な「ビタミンC」が極端に不足することで発症します。コラーゲンは血管や皮膚、骨などの組織を繋ぎ止める接着剤のような役割を果たしているため、これが作られなくなると全身の毛細血管がもろくなり、歯肉の腫脹や皮下出血、さらには内臓からの出血を引き起こします。
主な症状としては、激しい疲労感や貧血、傷の治りが遅くなることなどが挙げられます。かつては治療法がわからず命を落とすことも多い恐ろしい病気でしたが、現在ではビタミンCを適切に摂取することで予防・治療が可能です。
小学生のみなさんへ
「壊血病」というのは、体の中のビタミンCが足りなくなることで起こる病気です。ビタミンCは、体を作る「コラーゲン」という大切な材料を作るのを助けています。これが足りなくなると、血管が弱くなって、歯ぐきから血が出たり、体に青あざができやすくなったりします。
昔、長い間船に乗って旅をする船乗りたちの間で、この病気がとても流行しました。当時は、船の上で新鮮な野菜や果物を食べることができなかったからです。今は、いろいろな食べ物からビタミンCをとることができるので、この病気になる人はほとんどいません。
ルラスタコラム
大航海時代の船乗りたちは、ビタミンCを多く含む「ジャガイモ」や「ザワークラウト(キャベツの酢漬け)」を船に積み込むことで、この病気を防げるようになったと言われています。好き嫌いせずに野菜を食べることは、昔からとても大切なことだったのですね。
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