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リンパ液

リンパ液

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

リンパ液
毛細血管から組織に漏れ出した血漿成分(組織液)が、毛細リンパ管に回収された液体

解説

血液が毛細血管を流れる際、血圧によって血漿成分の一部が血管の外へと染み出します。これを組織液と呼び、細胞に酸素や栄養を供給し、二酸化炭素や老廃物を受け取る役割を果たします。この組織液の大部分は再び静脈へと戻りますが、約10%程度が毛細リンパ管へと流入し、リンパ液となります。

リンパ液は血漿と似た成分構成を持ちますが、タンパク質濃度が血漿よりも低く、赤血球を含まないのが特徴です。一方で、白血球の一種であるリンパ球を多く含んでおり、体内に侵入した細菌やウイルスなどの異物を除去する免疫システムにおいて中心的な役割を担っています。

比較項目 血漿 組織液 リンパ液
存在場所 血管内 細胞の間(組織間隙) リンパ管内
赤血球 含む 含まない 含まない
タンパク質 多い 少ない 非常に少ない
主な役割 物質輸送・恒常性維持 細胞との物質交換 免疫反応・脂肪輸送
コラム

リンパ液はリンパ管系を通じて移動し、各所にある「リンパ節」を通過します。リンパ節はフィルターのような役割を果たし、ここで病原体がろ過・破壊されます。風邪をひいた際に首の付け根などが腫れるのは、リンパ節で免疫反応が活発に行われているためです。

また、リンパ液には脂質の運搬という重要な側面もあります。小腸の絨毛で吸収された脂肪分は、毛細血管ではなくリンパ管(乳糜管)へと入り、リンパ液を経由して鎖骨下静脈から血液循環へと合流します。

小学生のみなさんへ

体の中には、血管からしみ出した液体の「リンパ液」が流れています。リンパ液は、体の中のゴミを回収したり、病気の原因になるバイ菌をやっつけたりして、体を守る大切な役割をしています。

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