堆積岩

一般小学生

まとめ

  • 流れる水の働きによって運ばれた泥、砂、れきなどが積み重なり、その重みで押し固められてできた岩石
  • 堆積物の種類や粒の大きさによって、れき岩、砂岩、泥岩、石灰岩、チャート、凝灰岩などに分類される。
  • 地層を形成し、内部に当時の環境や年代を示す化石が含まれることがあるのが大きな特徴。
  • 解説

    堆積岩は、地表の岩石が風化や浸食を受けて削られ、川の流れなどによって運ばれた砕屑物(さいせつぶつ)が海底や湖底に積み重なることで作られます。長い年月をかけて上に積もったものの重みで圧縮され、水分が抜けて固まる「成岩作用」を経て岩石となります。

    分類の基準は主に「粒の大きさ」と「成分」です。粒の大きい順に「れき岩」「砂岩」「泥岩」と呼ばれ、これらは主に水の勢いが弱まった場所に堆積します。一方で、サンゴや貝殻などの生物の遺骸が固まった「石灰岩」や、プランクトンの死骸に由来する「チャート」、火山噴火による火山灰が固まった「凝灰岩」など、成因によって多様な種類が存在します。

    コラム

    堆積岩は、マグマが冷えて固まった火成岩とは異なり、層状の構造(層理)を持つことが一般的です。また、地下深くで高い熱や圧力を受けると、別の性質を持つ「変成岩」へと変化することがあります。例えば、石灰岩が熱変成を受けると、建築材として有名な大理石結晶質石灰岩)になります。地層の重なり方や含まれる岩石の種類を調べることで、その場所がかつて海だったのか、あるいは火山活動が活発だったのかといった過去の地球の歴史を読み解くことができます。

小学生のみなさんへ

川の流れによって運ばれた、どろや砂、小さな石(れき)などが、海の底などに積み重なって、長い時間をかけてぎゅっと押し固められた岩石を「堆積岩たいせきがん」といいます。

堆積岩たいせきがんには、いくつかの種類しゅるいがあります。つぶの大きさによって、れき岩、砂岩さがん泥岩でいがんと名前が変わります。また、大昔の生き物の死がいが固まった石灰岩せっかいがんや、火山の灰が降り積もって固まった凝灰岩ぎょうかいがんなどもあります。

この岩石の中には、昔の生き物の形が残った「化石かせき」が見つかることがあります。化石かせきを調べることで、その場所が昔どんな場所だったのかを知ることができるのです。

ルラスタコラム

エジプトのピラミッドに使われている大きな石の多くは「石灰岩」という堆積岩です。石灰岩は、大昔の海の生き物の死がいが積み重なってできたもの。つまり、ピラミッドは「大昔の海の生き物の化石の山」とも言えるのです。不思議ですね!

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