マグマ

マグマ

出典: Wikipedia
一般小学生

まとめ

  • 地下深くで岩石が高温のために溶けて、ドロドロの液体になった物質。
  • 地表に噴出すると「溶岩」と呼ばれ、その化学組成(特にシリカ含有量)によって火山の形態や噴火の激しさが決まる。
  • プレートの沈み込みやマントルの対流といった地球内部の熱的・力学的活動によって生成される。
理科地学火山プレートテクトニクス

解説

マグマは、主に上部マントル地殻の下部において、温度の上昇、圧力の低下、あるいは水(揮発性成分)の供給によって岩石が溶融することで生成されます。生成されたマグマは周囲の固体岩石よりも密度が小さいため、浮力によって上昇し、地下数キロメートルの「マグマだまり」に一時的に蓄えられます。

マグマの性質を決定づける重要な要素は、二酸化ケイ素(シリカ)の含有量です。シリカが多いマグマは粘性が高く、内部のガスが抜けにくいため爆発的な噴火を起こし、昭和新山のような溶岩ドーム(鐘状火山)を形成します。逆にシリカが少ないマグマは粘性が低く、さらさらと流れるため、ハワイの火山のような緩やかな傾斜の盾状火山を形成します。

コラム

マグマが冷え固まってできる岩石を火成岩と呼び、その冷却速度によって組織が異なります。地表付近で急激に冷えると細かい結晶火山岩になり、地下深くでゆっくり冷えると大きな結晶の深成岩(花こう岩など)になります。

日本列島は複数のプレートがひしめき合う場所に位置しており、プレートの沈み込みに伴って地下深部でマグマが継続的に生成されるため、世界有数の火山地帯となっています。マントルの対流がプレートを動かし、それがマグマの発生地震の引き金になるという、地球規模の循環の一部を担っています。

小学生のみなさんへ

マグマとは、地面のずっと深いところで、岩石がものすごい熱さによってドロドロに溶けて、液体えきたいになったもののことです。このマグマが地面の外に飛び出すと「溶岩ようがん」と呼ばれます。

マグマには「ねばりけ」の強いものと弱いものがあります。ねばりけが強いと、爆発するように激しく噴火ふんかして、山のような形になります。反対に、ねばりけが弱いと、さらさらと流れて平らな形の火山になります。

日本に火山が多いのは、地球の表面を動く「プレート」という大きな板が重なり合っている場所だからです。地下深くでプレートが沈み込むときにマグマが作られ、それが地上に向かって上がってくることで火山ができるのです。

ルラスタコラム

マグマの温度は、だいたい800度から1200度くらいもあります。鉄が溶け始めるくらいの、とてつもない熱さなんですよ。

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