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地温

一般小学生

まとめ

地温
太陽からの放射エネルギーを地表面が直接吸収することで上昇する、地面および地中温度

解説

地温は、太陽からの放射エネルギーを地面が直接受けることで変化します。大気は太陽光をほとんど透過させるため、まず地面が温まり、その地面からの熱が空気に伝わることで気温が上昇するという因果関係があります。この熱伝導のプロセスには時間差が生じるため、1日の変化において各項目のピーク時刻にはズレが生じます。

項目 ピーク時刻(晴天時) 変化の理由
太陽高度 12時(南中時 太陽が真南にくるため
地温 13時ごろ 地面が直接熱を吸収するため
気温 14時ごろ 地面の熱が空気に伝わるため

また、地温の変化は深さによっても異なります。地表面に近いほど1日の温度変化が激しく、深くなるにつれて地上からの熱が伝わるのに時間がかかるため、温度変化の幅は小さくなり、ピークの時刻も遅れていきます。地下数メートルの深さになると、1日の変化はほとんど見られなくなります。

コラム

地温の測定には地中温度計が用いられます。測定の際は、直射日光の影響を避けるために温度計液だめを規定の深さに埋め、覆いを設置するのが一般的です。

1年間の変化においても同様の傾向が見られ、南中高度が最大となる夏至(6月下旬)のあと、7月ごろに地温が最高となり、8月ごろに気温が最高となります。これは比熱の大きい海水や地表面、そして大気が温まるまでに膨大な熱エネルギーの蓄積が必要であるためです。

小学生のみなさんへ

地温(ちおん)とは、地面の温度のことです。天気がいい日に外で遊んでいると、地面がポカポカと温かいことがありますよね。これは、太陽の光が地面に当たって、地面がそのエネルギーを直接受け取っているからです。

実は、空気の温度(気温)よりも、地面の温度の方が先に上がります。太陽の光は空気を通りぬけて、まず地面を温めます。そのあと、温まった地面の熱が空気に伝わって、ようやく気温が上がるのです。だから、1日の中で地面の温度が一番高くなるのは、気温が一番高くなる時間よりも少しだけ早くなります。

また、地面を深くほっていくと、外の暑さや寒さが伝わりにくくなります。深い場所では、夏でもひんやりしていたり、冬でも凍らなかったりする不思議な性質があります。

ルラスタコラム

砂場のアスファルトでは、どちらのほうが熱くなりやすいでしょうか?正解はアスファルトです。色や材料によって熱の吸収しやすさが違うため、同じ太陽の光を浴びていても地温には差が出ます。夏の熱い日は、地面に近いところを歩く犬や猫にとって、地温はとても重要な情報なのです。

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