一般小学生
まとめ
- 台風の中心付近にある、風や雨がほとんどなく、空が晴れていることもある区域のこと。
- 発達した熱帯低気圧(台風)において、中心部の気圧が最も低い地点に形成される。
- 周囲の激しい暴風雨とは対照的に、穏やかな天候が特徴である。
解説
台風は熱帯の海上で発生する低気圧が発達したもので、最大風速が17.2m/s以上になったものを指します。台風の内部では、周囲から湿った空気が反時計回りに激しく流れ込みますが、中心付近では強烈な遠心力などの影響により空気が中心まで入り込めません。
その結果、中心部ではわずかな下降気流が生じ、雲が消失して風が穏やかな「台風の目」が形成されます。台風の勢力が強いほど、この目ははっきりと現れる傾向があります。また、台風の進行方向の右側(危険半円)では、台風自身の風速と移動速度が重なるため、左側よりも風が強まるという特徴があります。
小学生のみなさんへ
台風は、南のあたたかい海で生まれた「熱帯低気圧」が発達したものです。台風の中心には、風や雨がほとんどなくて、空が晴れている場所があります。これを「台風の目」とよびます。
台風のまわりでは、ものすごい風がふいて大雨がふっていますが、中心の「目」の中だけはとてもしずかです。これは、中心に向かってふきこむ風が、中心のすぐそばで強い力(遠心力)によって外側にはじき返されるため、中心に空気が入りこめず、上から下へ空気が流れる「下降気流」がおきるからです。
台風が近づくと、風の向きが変わったり、急に雨が強くなったりします。テレビやインターネットのニュースで、台風がどこを通るか(予報円)や、どれくらい強い風がふくかを確認して、早めに準備をすることが大切です。
ルラスタコラム
台風の目は、大きいものだと直径が200キロメートルにもなることがあります。でも、目がはっきり見えるほど、その台風は勢力が強くて危険だといわれているんですよ。天気がよくなったからといって外に出ると、すぐに反対側から強い風がふいてくるので注意しましょう!
記事の内容に誤りがありますか?
⚠️ 修正を提案する